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インド担当 岩尾 智子
インドは日本と同じく、4月に新年度が始まります。そのタイミングで、AMDAは現地協力団体ジーナアミタッブ福祉財団がビハール州ブッダガヤで運営する無償寄宿学校に通う園児、児童、生徒、計150人に制服と文房具を提供しました。また、より多くの生徒が授業を受ける際、各自教科書を使用できるよう、各教室に保管している教科書の不足分も寄贈しました。
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制服と文房具を受け取った7年生のスウィーティーさんから届いたお礼の手紙には、「制服と文房具をご支援いただきありがとうございました。私の親は1日働いたら、お金をもらってくる生活をしており、経済的に苦しい生活を送っています。この支援が無ければ、教育を受ける機会がありませんでした。今は警察官になるために勉学に励んでいます。今後もどうかご支援ください。」とありました。姉と一緒に同財団の寄宿学校に暮らす5年生のパワンさんは、「入学以来、勉強は順調で、学校では美味しい給食が出ます。エンジニアになる夢に向かって勉強しています。」と手紙に綴りました。
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