AMDAハイチ支部:ハイチ国内避難者支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDAハイチ支部:ハイチ国内避難者支援活動

AMDAスタッフ 大原瑞萌


現在、ハイチでは、武装集団(ギャング)による殺害や民家への放火の激化により、多くの方が、自分たちが住んでいる場所から追われ、キャンプやテントに避難しています。
キャンプサイトでは、食べ物、飲み水などが不足しており、さらに病気も蔓延しています。そのような中、AMDAハイチ支部より、医療スタッフの派遣および食糧などの配布の要請を受け、9月5日から支援を開始しました。

9月7日から10日までの4日間で、ハイチ首都のポルトープランスにある3か所のキャンプサイトにて、AMDAハイチ支部が派遣した医療スタッフが、キャンプサイトスタッフなど現地の方々と協力しながら、合計654人(子ども166人、大人488人)の患者の治療と、薬および飲料水の配布にあたりました。治療にあたった医師によると、発熱、下痢、喘息、頭痛、高血圧、腹痛などに苦しむ患者が多かったとのことです。
現在、薬も水さえも買うお金がない避難者が多いため、本活動は大変喜ばれ、活動を継続して欲しいという声や、他のキャンプサイトにも来て欲しいという要請が多くありました。