宮城県気仙沼市 南町紫神社前商店街2・3月イベント活動報告   – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

宮城県気仙沼市 南町紫神社前商店街2・3月イベント活動報告  

 復興グルメF-1大会運営事務局 菅原 尚美

《2月活動報告『おもしろポスター』づくりと『コロナ支援物資配布』を行いました》


気仙沼はまん延防止等重点措置の地域になっておりませんが、人数は少ないものの毎日何人かのコロナ感染者が出ており、小さな子供たちも感染者がでております。家族の感染対策も深刻になってきております。どの地域も同じだと思いますが気仙沼の飲食店の方たちは大変で、商店街としても何かをしなくてはという思いもあり、こういった時こそお店の再発見をしてもらおうと店各自のポスターを市内のクリエーターと協力し、おもしろポスターを作りました。とてもよい評判で、中にはポスターが欲しいと言うお客様もいると聞き、少しでも商店の賑わいづくりに貢献できたと思います。

また、お客様からは食費がかかるといった声を聴き、今まで何回か行っていた食糧支援を頑張って継続することを石巻のボランティアの方と決めました。

今月行った支援会には今までにないくらいの人が訪れ、長いコロナ禍を実感致しました。

《3月活動報告『3.11メモリアル』を行いました》


3月11日、東日本大震災でお亡くなりになった方とご家族への追悼と、家、店、全てを失った人達への復興の祈りと風化防止の願いを込め被災商店街で鎮魂の黙とうをしました。


11年目を迎える3.11は第6次コロナ禍の大変な時で、メモリアルを行う判断もかなり難しい状況でした。そんな中お客様から複数の問い合わせがあり、コロナ対策を万全に行いながら執り行うことに致しました。震災2年目より必ず来てくれているゴスペルの追悼歌を歌う歌手の方も今年は出席を断念致しましたが、私たちは被災商店街ということもあり商店街海際で黙祷をし、会長から挨拶をいただきました。その中で備蓄の大切さをお話しいただき、皆様に分かっていただくよう11年前より大分品質が高くなった備蓄食料を参列した皆様にお配り致しました。

そしてお客様から食費がかかって外食が出来ないとのお話もあり、続けてきたコロナ支援食品配布を継続的に行うこととし、3月も行いました。今までにない程の多くの人達が訪れ、コロナ禍の厳しさを感じました。