令和3年度岡山県WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業「Well-beingフォーラム」事前セミナー AMDA理事、佐藤拓史医師が講演 (岡山県教育委員会主催)
理事 難波妙
文部科学省の採択事業として、岡山県教育委員会は、「未来の岡山と世界のWell-beingの実現に貢献するグローバル・リーダーの育成」を目的としたWWLコンソーシアム構築支援事業を実施しています。これは、岡山県操山中学校・高等学校を拠点校として、その他9校の県立高校と県立中等教育学校、海外姉妹校1校がネットワークを作り、岡山県下の大学、自治体、企業、NGOと連携しながら、高校生自らが考え、学び、主体的に行動し、責任を持って社会変革を実現していく力を備えたグローバル・リーダーの育成を目指しています。参加生徒は、課題研究などに取り組み、相互交流等を通じて、すべての人が身体的、精神的、社会的に幸福“Well-being”な社会の実現のための方策について探究を深めています。
この事業の一環として、2 月 12 日、AMDA 理事、佐藤拓史医師が、オンラインでつながった拠点校、連携校の高校生たちに“Well-being”と題し、講演を行いました。岡山県立岡山大安寺高校出身で世界各国での様々な活動経験を持つ佐藤医師は、これまでの人生の中で影響を受けた恩師との出逢いや、自分に何ができるのかを考え続けた日々を通しての様々な想いを語りました。
佐藤医師が生徒たちに伝えたかったことは、それぞれの経験の中で「想像力と深く考えることの大切さ」でした。「人生は選択肢に溢れている」「思い込みを越えたところに新しい可能性が広がっている」そして「人生の最期までどのように生きるかは自分で決められる」というメッセージが込められていました。
1時間半にわたる講演を終えた佐藤医師は、「岡山の高校生に伝えたいことが溢れてきました。高校生達が、自分の人生をどのように切り拓いていくのかが 楽しみです」と、次世代への期待を語りました。
尚、この事業は、3月5日にAMDA菅波代表の基調講演、ならびに参加生徒によるグループ討議の後、「おかやま高校生“Well-being”宣言」へと続きます。
(岡山県教育庁高校教育課Facebookページ)
https://www.facebook.com/pref.okayama.kyoikukoukou/
WWLコンソーシアム構築支援事業カリキュラム開発拠点校、事業連携校、事業協働機関は、以下の通りです。
*カリキュラム開発拠点校
岡山県立岡山操山中学校・高等学校
*事業連携校
岡山県立岡山一宮高等学校
岡山県立岡山城東高等学校
岡山県立岡山工業高等学校
岡山県立倉敷天城中学校・高等学校
岡山県立倉敷中央高等学校
岡山県立玉島高等学校
岡山県立津山中学校・高等学校
岡山県立和気閑谷高等学校
岡山県立岡山大安寺中等教育学校
Sacred Heart College高校(オーストラリア)
*事業協働機関
岡山大学
岡山県立大学
岡山県経済団体連絡協議会
ベネッセコーポレーション
JETRO岡山
JICA中国
岡山県
岡山市
AMDA