ネパール大統領、被災地のAMDA仮設診療所訪問 [pagebreak]
ネパール連邦民主共和国南東部のスンサリ郡とサプタリ郡で、降り続く大雨によりコシ河が氾濫し、8月18 日、洪水が発生した。同国政府は、少なくとも7万人が影響を受け、7千世帯が避難したと推測している。公式発表では、死傷者・行方不明者は出ていないが、 地元メディアは死者の可能性を報じている。 AMDAネパール支部は、ジャパ郡ダマック市にあるAMDA病院(スンサリ郡から約150Km)より、AMDA緊急医療チーム(ネパール人の医師・緊急 救命士・調整員で構成)をスンサリ郡に派遣している。4村落と周辺の村落が浸水している同郡では、高いところで1メートル以上の水位があり、大部分が水浸 しの状態である。避難所となっている学校や公共施設で被災者約3,500人が生活し、食糧や日用品の不足が伝えられている。AMDAネパール支部は保健医療を担当、AMDA緊急医療チームが巡回診療を実施し、連日100〜120人程度の患者を診療している。主な症例は、けがの他、関節・脚の痛み、アレル ギー性咽頭炎、気管支炎、肺炎、下痢である。 25日にはラム・バラン・ヤダブ大統領が、避難所内のAMDA仮設診療所を訪れ、AMDAの緊急医療支援活動に対して感謝を述べた。現在も同チームは、避難所にて医療活動を継続している。
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【AMDAグループがネパールで実施している事業】
1.医療施設の運営:
2.ブータン難民のためのプライマリーヘルスケア:
3.HIV/エイズ予防・性感染症ケア:
4.医療保健分野の人材育成:
<<皆様からの募金を受け付けております>> |