スマトラ島沖地震被害に対する緊急医療支援活動 4 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

スマトラ島沖地震被害に対する緊急医療支援活動 4

9月30日に発生したスマトラ島沖地震により、10月7日現在、704人の犠牲者が確認されている(インドネシア政府発表)。295人が依然行方不明であり、また10万棟以上の家屋が損壊していることから、犠牲者は更に増えると予想されている。[pagebreak]

 


被災者を診療する
第2陣派遣チーム米田医師。

日本から派遣されたAMDAの第1次医療チームと第2次医療チームは、パダン市から北約59キロに位置するパリアマン市で、AMDAインドネシア支部の医療チーム、及び現地医療NGOと共に巡回診療を実施している。

 

6日の巡回診療は、午前中パリアマン市ランタ・ミンドゥ・ナンサバリスで58人を診療し、午後同市ムゴッポ・タラム・ウラ・カンで80人を診療した。被災地では、家屋損壊の為、屋外で避難生活を送る被災者が多いことも影響して、感冒の患者が多くみられた。また、地震による粉じんの影響により、目の痛みや粉塵による咳を訴える患者も多かった。

 

7日は午前・午後とも、パダン市アンパン・コタ・パダンにて巡回診療を実施。190人を診療した。主な疾患としては、家屋倒壊などによる打撲とともに、屋外で避難生活を送ることによる感冒や不眠を訴える患者が多かった。

 

一方、第1次チームとして、3日からパリアマン市で活動をしていた津曲医師と光島医療調整員は、第2次チームに活動を引き継ぎ、6日の活動を最後に被災地を離れ、8日午後に帰国する予定である。

【日本からの派遣者】    何れもAMDA ERネットワーク登録者
<第2次医療チーム(10月4日派遣、5日から被災地で活動)>
渕崎 祐一 (ふちざき ゆういち)医師/内科 / 福岡市在住
細村 幹夫 (ほそむら みきお) 医師/内科 埼玉県・越谷誠和病院 / 越谷市在住
米田 哲 (よねだ とおる) 医師/神経内科 群馬県立小児医療センター / 群馬県渋川市在住
工藤 (くどう) ちひろ 看護師 / 東京都目黒区在住
平井 麗子 (ひらい れいこ) 健康運動指導士/(医)アスカ会・アスカ国際クリニック/ 岡山市在住

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