ハイチ地震 被災者に対する緊急医療支援活動6 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ハイチ地震 被災者に対する緊急医療支援活動6

AMDAでは第3次から第5次までの派遣チーム(コロンビア、カナダ、ペルー支部からの医師3、看護師4、調整員1人)の全員が25日に、ハイチ・ゴナイヴ(Gonaives首都ポルトープランスから北西120キロ)に移動し、2か所の病院に分かれて医療活動を行っている。[pagebreak]


AMDA多国籍医師団が活動しているゴナイヴの病院

ゴナイヴの病院

ゴナイヴの病院

WHO/PAHO(汎米保健機構/WHOアメリカ事務局)によると、医療支援に関しては、26日現在、緊急手術などのニーズの高い急性期から、術後介護や公衆衛生が求められる亜急性期に移ろうとしている。現在のところは、懸念されている水を介する感染症や呼吸器感染症などは抑制されている。が密集して暮らす避難生活での感染症の発生は予断を許さない模様である。

AMDAでは第3次から第5次までの派遣チーム(コロンビア、カナダ、ペルー支部からの医師3、看護師4、調整員1人)の全員が25日に、ハイチ・ゴナイヴ(Gonaives首都ポルトープランスから北西120キロ)に移動し、2か所の病院に分かれて医療活動を行っている。そのひとつHospital de Secours des Gonaivesは国連の活動地に隣接しており、AMDAチームはこの敷地内に宿泊し安全の確保に留意している。骨折治療に必要な固定器具類などの医療器具が不足しているため、AMDAはともに活動している非営利民間団体CCISDを介して、これら医療器具を当地の病院に寄贈した。

協力団体CCISD:Centre for international cooperation in health and development
1987年カナダ・ケベックで非営利民間団体として設立。現在ハイチを含む7カ国で保健衛生などの分野で事業実施している。(当該団体ホームページより)

◆第6次チームとして、ネパールから医師2人が27日にサントドミンゴに到着し、28日よりハイチドミニカ国境の町ヒマニの病院で活動の予定。

◆サントドミンゴでのロジスティクス担当の鈴木梓調整員の引き継ぎ要員として、26日、日本から川村剛太(かわむらこうた)調整員を追加派遣した。27日サントドミンゴ到着予定。

鈴木調整員、渡久地医師は28日にサントドミンゴから帰国の途につき、成田着(29日16時30分 AA061)

◆菅波医師(AMDAグループ代表)、朴医師(岡山大学病院救急科)両派遣者 による帰国報告会見
1/28(木)14時30分より (医)アスカ会老健施設すこやか苑4階多目的室にて 岡山市北区楢津310-1

AMDA多国籍医師団参加人数:医師9人・看護師5人・調整員4人計18人 27日現在

各国AMDA 医師 看護師 調整員
日本(岡山本部) 4
渡久地宏文
菅波茂
朴範子
松井治暁
  3
鈴木梓
ニティアン・ヴィーラバグ
川村剛太
カナダ   3  
コロンビア 3 2  
ペルー     1
ネパール  2    

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