トルコ東部地震被災者に対する緊急医療支援活動開始−1 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

トルコ東部地震被災者に対する緊急医療支援活動開始−1

日本時間10月23日午後7時40分過ぎ、マグニチュード7.2の地震がトルコ東部で発生した。24日、AMDAでは被災地での医療活動を行うべく、医師2名、調整員1名の3名の緊急医療支援チームを派遣する。[pagebreak]

震源は東部の都市ワンから約19キロで、震源の深さは約20km。トルコのエルドアン首相は、地震による死者が138人、負傷者が350人に上ったと発表した(CNN)。死傷者の数はさらに増える恐れがある。最大でM6.0の余震が約20回も観測されている。

東日本大震災の後、AMDAの活動地の一つ宮城県本吉郡南三陸町では、インフラ復旧が遅れ飲料水が不足していた。またミネラルウォーターのペットボトルが買われ全国的に品薄となり購入したくともできない状況があった。このような状況下で、日本トルコ文化交流協会より、AMDAの活動場所であった南三陸町の避難所へペットボトルで2.5トンの水が4月7日に届けられた。また、10月9〜10日には岡山トルコ文化センター主催による、世界で最初のバンドで軍楽隊であるメフテル・バンド(政府機関所属)の来日コンサートが開催され、会場でAMDAの東日本大震災復興支援活動への募金が行われた。このような支援を受けたトルコに対し、AMDAでは「相互扶助」の観点から、今回の地震発生当日の23日には緊急医療支援活動の開始を決定し、24日第一次医療チーム派遣に至った。

岡山駅を出発する派遣者 岡山駅を出発する派遣者
岡山駅を出発する派遣者(左:渕崎医師、右:大類医師)

■AMDA派遣者
渕崎 祐一(ふちざきゆういち):医師/内科/福岡市在住
大類 隼人(おおるいはやと): 医師/外科/神戸市在住
イュルディス アフメット:調整員/大阪府在住 トルコ国籍  日本トルコ文化交流会所属

■派遣者出発便
10/24 (月) 岡山駅  17:14 発  のぞみ46号- はるか37号  19:26 関空着
17:00 岡山駅新幹線上りホーム1〜3号車付近 集合
10/24  関空(22:30)―イスタンブール(05:25+1)    TK047
10/25  イスタンブール(07:15)―ワンVAN(09:15)   TK2746

■これまでのトルコでの緊急医療支援活動
トルコ共和国西部大地震被災者に対する緊急医療支援活動(1999年8月)
トルコ共和国ボル県ドゥズジェ大震災被災者に対する緊急医療支援活動(1999年11月)

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