東日本大震災 岡山の学生ボランティアが大槌町で活動 – AMDA(アムダ)
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東日本大震災 岡山の学生ボランティアが大槌町で活動

8月22日から26日の4泊5日(車中2泊)の日程で岡山県内の大学生が岩手県大槌町でボランティア活動を行いました。

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本プログラムは岡山経済同友会の主催で、大槌町での調整や受け入れをAMDAが行いました。

8月22日の午後14:30に、出発式を終えた学生ボランティアには23日午前9時頃大槌町に到着。到着早々、大槌中学校旧校舎の清掃開始しました。昼食をはさんで5時間ほど清掃作業を行いました。

宿泊は、震災時に避難所となった大槌稲荷神社で寝袋を使っての災害宿泊体験を行い AMDA高校生会in大槌のメンバーや地元ボランティアの方と一緒に夕食を取りました。

8月23日は、大槌中学校長によるお話のあと大槌中学生全員とバーベキューをおこないました。準備から片付けまで行い、笑顔のあふれる時間となりました。

一方で,AMDA大槌健康サポートセンターでは岡山から黒住教青年部の方々が雅楽の演奏を披露してくださいました。

バーベキュー後は町内の見学などを行いました。

また夜は、前夜と同じ大槌稲荷神社で震災当日の様子などを、禰宜・十王舘勲さんや地元の方々にお話しいただきました。

8月24日は、2日間お世話になった大槌稲荷神社でのボランティア清掃活動を行い、最後に、班に分かれて、これからの支援について考えるグループディスカッションを行いました。

参加した学生からは

  • 「大槌の人は、自分が思っているよりも強く、自分ももっと積極的にできることを頑張ろうと思った。」
  • 「実際に訪れてみて、町の人と関わって、話を聞いてみて、今生きることのありがたさ、大切さを感じた。」
  • 「本当に必要な支援とは何かを考えるきっかけとなった」

などの声が聞かれました。

次世代を担う学生にとって、貴重な体験となりました。