復興支援活動43 震災ホームレス支援プログラム – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

復興支援活動43 震災ホームレス支援プログラム

2012年度AMDA震災ホームレス支援プログラム

東日本大震災から1年9か月が過ぎ、寒い冬が訪れた。仙台では「震災ホームレス」への支援不足が問題となっており、AMDAでは日蓮宗太生山一心寺、生活協同組合 おかやまコープと共同で昨年度に引き続き、震災ホームレス支援を行うことを決定した。[pagebreak]仙台市内でホームレスを支援しているNPO法人仙台夜まわりグループの協力で実施する。現在、週1回(火曜日)の物資支給と月2回(第1、第4土曜日)の炊き出しが仙台夜まわりグループによって行っている。AMDAからの支援で、月2回の炊き出しの際に、物資の支給が実現し、さらに現在週1回の物資支給が週2回(金曜日)に実現することができる。

仙台夜まわりグループによると、宮城県仙台市では2次的な震災ホームレスが発生しているという。これは、仙台近隣の被災地および非被災地から復興現場に人が集められ、一時的には雇用されるものの、中にはすぐに解雇(早い人では2日)され、帰りの電車賃もなくホームレスになっていることが原因と考えられている。実際同団体が行っている炊き出しでは、毎回30人近くの方が来られるが、そのうち10人前後は毎回新しいホームレスの方々という。この2次的震災ホームレスの方々は、路上生活未経験者が多く、ホームレスとして生きる術を身につけていないため、凍死などの危険性が高い。爆弾低気圧など、東北地方沿岸部では悪天候が多く報じられる中、さらに寒さは厳しくなると予想されており、状況は深刻化している。

12月29日まで仙台夜まわりグループによる炊き出しが予定されており、それに合わせて14日に岡山からトラックに、支援物資を積み込み、仙台に向けて物資が出発する。

出発にあたり、下記のように出発式を行います。

日時:12月14日 午後13:30〜
場所:AMDA本部事務所(岡山市北区伊福町3−31−1)
出席者:
日蓮宗太生山 一心寺 副住職 中島泰俊
日蓮宗太生山 一心寺  安森 泰馨
生活協同組合おかやまコープ 専務理事 平田 昌三
AMDAボランティアセンター センター長 小池 彰和
配布物資:
カップめん1008食、カイロ1200個、フリーズドライ米30個
支援期間:3月末まで


出発式の模様を掲載しました

【皆様からの募金を受け付けております】
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●オンライン寄付サイト Give One
AMDA東日本大震災復興支援被災地医療支援・健康支援事業
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10217
AMDA東日本大地震国際奨学金に向けての募金
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10205

【お問い合わせ先】
AMDAボランティアセンター
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086−252−7700 FAX:086−252−7717
E-mail: member@amda.or.jp