フィリピン30号台風 被災者に対する緊急支援活動 AMDA速報4 – AMDA(アムダ)
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フィリピン30号台風 被災者に対する緊急支援活動 AMDA速報4

フィリピン・レイテ島を中心として甚大な被害をもたらした台風30号の被災者に対する緊急支援活動としてこれまでに3名のスタッフを派遣した。さらに16日には第3次派遣として1名を、18日には第4次派遣として2名をマニラに派遣する。[pagebreak]

第4次派遣として被災地支援活動にあたるのは、現在総社市教育委員会に所属する古城デイジー氏とAMDAの岩本智子看護師。これは2013年9月に締結した「AMDA、岡山県立大学、総社市 世界をの命を救う」三者連携協力に関する協定に基づくもので、三者連携締結後、初めての活動となる。

現在、フィリピン・マニラを拠点に支援活動の準備を進めている
AMDA調整員によると、被災地の治安は改善される状況はなく、レイテ島タクロバン市では夜間外出禁止令が発令されている。島内の陸路は復旧しつつあるものの、ガソリンの不足が深刻な状況で、未だ支援物資は不足している。通信網は少しずつ復旧しているものの、停電も続いており、レイテ島から電力を受給している近隣の諸島にも、停電の影響が及んでいる。

なお、この台風30号によるフィリピン全土での被害は死者2360人、負傷者3853人、行方不明者77人。約907万人、約196万世帯が被災しており、家屋の被害は25万件を超えている。また1028カ所の避難所には約38万人が避難しており、避難所外にも110万人を超えてる人々が避難している。(フィリピン国家災害対策本部11月15日発表)

■総社市・AMDA合同ミッション開始に関する記者会見
【日時】平成25年11月18日(月)9:00〜
【場所】総社市役所 2階会議室
【出席者】片岡聡一(総社市長)、成澤貴子(AMDA理事長)、古城デイジー(総社市)、岩本智子(AMDA)

■第4次派遣者 出発便
11月18日 12:49 岡山発のぞみ24号 新大阪
(12:20 岡山駅新幹線中央改札口前 集合)
11月18日 17:05  関空発(3K764便)20:15フィリピン・マニラ空港着

■第4次派遣者 プロフィール
古城 デイジー (こじょうデイジー・58歳):
総社市教育委員会学校教育課外国語指導助手/調整員/倉敷市在住
岩本 智子(いわもと ともこ・29歳):
AMDAプロジェクトオフィサー/看護師(米国免許)/倉敷市在住

■第3次派遣者 プロフィール(11/16〜)
ウィルソン直美(ウィルソンなおみ・39歳):
看護師/オーストラリア在住(パースからマニラのAMDAチームに合流

■第2次派遣者 プロフィール(11/14〜)
大政 朋子 (おおまさ ともこ・41歳):
AMDA プロジェクトオフィサー 東北事業担当/調整員/石巻市在住
ニティアン・ヴィーラヴァーグ(Nithian Veeravagu・45歳):
AMDA緊急救援担当課長/調整員/岡山市在住

■第1次派遣者 プロフィール(11/10〜)
山崎 希 (やまざき のぞみ・41歳):
AMDAプロジェクトオフィサー/看護師/岡山市在住

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