フィリピン30号台風 復興支援会議inマニラ開催 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

フィリピン30号台風 復興支援会議inマニラ開催

2014年3月8日、AMDAとPRRM(フィリピン農村再建運動)の共催で、「フィリピン台風30号復興支援会議“開かれた相互扶助/バヤニハン”」がフィリピンの首都マニラで開催された。(「バヤニハン」とは、フィリピン語で相互扶助の意味。)[pagebreak]PRRMはアジア相互扶助災害医療ネットワークメンバーであり、フィリピン台風30号緊急救援活動を一緒に行ったAMDAの協力団体の一つである。

ヨランダ台風復興支援および今後のフィリピンにおける災害に対する協力について話し合った本会議には、国内外を含め110人の参加があった。

開会の挨拶後、政府・非政府合わせて12の組織がフィリピン台風30号に関する体験、活動、計画を発表した。午後からは、グループディスカッションを行い、フィリピン台風30号復興支援や今後のフィリピンにおける災害対策と対応について話し合った。


基調講演

会議の様子

グループディスカッション

集合写真

会議の最後には、「相互扶助/バヤニハン」の精神のもと提唱された「フィリピン台風30号復興支援マニラ宣言」”が採択された。

マニラ宣言(原文はこちら)では、
1)フィリピン台風30号被災者への支援
2)今後の災害に対する備え
3)みなが共有するより良い世界の実現
という3つのことが示されている。

参加者は、フィリピン台風30号におけるそれぞれの経験、
復興活動について情報共有し、
後の災害時におけるフィリピンでの活動を
より良いものにしようという意思を確認した。

—————-登壇者一覧———————–

歓迎メッセージ:
菅波 茂 AMDAグループ代表
イサガ二 セラーノ フィリピン農村再建運動(PRRM)代表

基調講演:
スザ−ナ クルーズ 民間防衛局 首都圏地方局 局長
(Regional Director-OCD NCR)

発表者:
ミミエッタ バグラヤ レイテ州州議会議員
マーク ビオング キプロス 東サマール州 ギボロス町 町長
ミナ クラリダッド タグラ レイテ医師会 会長
ジョム バグラヤ タクロバン市 市議会議員、市農業委員会委員長
フィリピン保健省 国際保健課
ヴィルジリオ ガルシア准将 フィリピン陸軍軍予備役軍
グロリア メルカド大尉 フィリピン海軍予備役軍
レスター ソレスタ イロイロ市ライオンズクラブ
イサガ二 セラーノ フィリピン農村再建運動 (PRRM)代表
ノアアザム サマ マーシーマレーシア 副代表
チ−チュン リュウ 台湾ルーツ代表
アンディ フスニ タンラ AMDAインドネシア 支部長
二ティアン ヴィーラヴァーグ AMDA 緊急救援部長

福山医師会メッセージ
日本医師会メッセージ
フィリピン医師会メッセージ
タクロバン市メッセージ
メディピースメッセージ