第2回被災地間相互交流公開フォーラム〜南海トラフ地震に備えて〜 開催報告 – AMDA(アムダ)
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第2回被災地間相互交流公開フォーラム〜南海トラフ地震に備えて〜 開催報告

第2回被災地間相互交流公開フォーラム
〜南海トラフ地震に備えて〜 開催報告

2月1日、岡山国際交流センター8階イベントホールを会場に「第2回被災地間相互交流公開フォーラム〜南海トラフ地震に備えて〜」を開催しました。

2014年3月に岡山で開催した「第1回被災地間相互交流公開フォーラム」では、三陸沿岸の各被災地の仮設商店をはじめとする地域の団体のリーダーら19名が一堂に会し、復興期においての協力体制を強化するとともに被災地間交流の意義や今後の展開について考える機会となりました。

今回の「第2回被災地間相互交流公開フォーラム」では、今後起こりうる「南海トラフ地震」に備えて、東日本大震災の被災地商店街の方、また南海トラフ地震で被災が予想される地域の自治体の方が一堂に会し、経験や知恵を共有し、将来に備えた具体的なディスカッションを行うことができました。

開会にあたって、AMDAボランティアセンター長 小池彰和からの開会の言葉に次いで、基調講演としてAMDA GPSPクアラルンプール事務所 所長 大政朋子より「東日本大震災支援活動通じて、起こりうる南海トラフ地震に備える」と題して活動の紹介などをさせていただきました。

 

 

つづいて、東日本大震災被災地3県の7地域からお越しいただいた
南三陸さんさん商店街(宮城県南三陸町) 副組合長 三浦 洋昭氏、高田大隅つどいの丘商店街(岩手県陸前高田市) 事務局長 太田 明成氏、
 

おしかのれん街(宮城県石巻市鮎川浜) 会長 石森 政成氏、Team南相馬【かしま福幸商店街】 (福島県南相馬市)高橋 秀典氏、
 

七の市商店街(宮城県七ケ浜町) 岩本 善治氏、リボーン相馬(福島県相馬市) 青田 茂氏に御登壇いただき、「東日本大震災・震災から復興までの歩みを振り返って伝えたいこと」と題して、それぞれに当時の問題点や現在の課題などを共有してくださいました。
 

続いて、今後起こりうる南海トラフ地震について「高知港における地震・津波対策について」として国土交通省四国地方整備局港湾空港企画官 東平 伸氏、「海外支援の受入れ〜国家戦略特区構想〜」公益財団法人都市化研究公室 理事長 光多 長温氏に御登壇いただきました。
 

 

さらに具体的な自治体との協力自治体からの報告として「将来の被災の可能性にむけての取り組みについて」、高知県健康政策部医療政策課企画監 豊永 大五氏、須崎市地震・防災課 課長補佐 楠瀬 晃氏
 

徳島県保健福祉部医療政策課医療戦略推進室 室長 春木 尚登氏、美波町産業振興課(由岐支所勤務) 浜 大吾郎氏に御登壇いただきました。
 

 

フォーラムの後半ではフリーディスカッションとして、AMDAグループ代表の菅波茂がファシリテーターを務めさせていただき、上記の御登壇者に加えて多くのみなさんに、南海トラフに向けた様々な提案などをしていただきました。
AMDAが連携協定を締結させていただいている総社市 市長 片岡聡一氏、岡山県立大学 学長 辻 英明氏、丸亀市市長公室危機管理 課長 泉田 数佳氏、医療法人 芳越会 ホウエツ病院 院長 林 秀樹氏、医療法人さくら診療所 事務長 福士 庸二氏からは、南海トラフ地震に向けて、具体的な支援拠点としての稼働について発言を頂きました。
 

さらに東日本大震災から宮城県南三陸町を継続的に支援を続けている岡山県笠岡市笠岡本通商店街 加藤秀雄氏、AMDA大槌健康サポートセンター 佐々木賀奈子氏などからも、震災の教訓、継続的な支援の重要性、ネットワーク、相互扶助の重要性などをご発言いただきました。
 

 

多くの活発な意見が交わされる中、予定時間をオーバーしてのフォーラムとなりましたが、会場にはお越しくださった100人を超える来場者の皆様は最後まで熱心に耳を傾けてくださいました。

フォーラムの最後にはAMDA理事長の成澤貴子より「AMDA南海トラフ地震災害支援 岡山宣言」が読み上げられ、会場の大きな拍手で承認されました。