AMDA速報14 ハイチ・大型ハリケーン被災者に対する緊急医療支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報14 ハイチ・大型ハリケーン被災者に対する緊急医療支援活動


現地時間21日、ジェレミー市にいる厚生省のコレラ対策担当官から、AMDAチームに引き続き衛生や食糧支援を行ってほしいと要請を受けた。
その結果、佐藤医師と松永調整員の帰国後も、AMDAハイチ支部メンバーが、マフラン市(Marfranc)で新たなCTU(コレラ対応センター)立ち上げの際の衛生面での支援と、レメア市(Lemaire)病院での食糧支援を行うことになった。
また、モロン病院の入院患者が収容可能人数を超えたため、
コレラ患者はレメア市の病院へ搬送されることが決定した。[pagebreak]

この日も、モロン病院で野菜スーププロジェクトを実施。皆さんとても喜んで召し上がったと報告を   受けた。
モロン病院にいる患者数は、コレラ患者が男性34名、女性31名、その他2名の計67名。
また、他団体から医薬品やORS(経口補水液)が届きはじめた。
現地時間22日、AMDAチームは衛生支援をする予定のマフラン市のCTUへ視察に行った。
その後、モロン病院へ移動したところ、コレラ患者は全員、レメア市の病院に搬送されていた。
コレラ患者のために食事を作り、搬送先の病院へ届けるよう手配した。

AMDAチームは聴診器、血圧計、体温計、医薬品、シューズカバーなどの消耗品を、モロン病院に寄贈した。
現地時間23日、AMDAチームはモロン病院での活動を終え、首都ポルトープランスへ戻った。
翌日には日本大使館やWHO事務所へ立ち寄り、活動報告をする。

AMDAハイチ支部メンバーは引き続き、現地時間26日から29日まで、マフラン市とレメア市での活動を行う。
マフラン市のCTUでの衛生管理のほか、レメア市の病院での食糧支援をする予定。

ハイチハリケーン緊急医療支援活動これまでの派遣者数
第1次/TMAT合同/チーム 医師2名、調整員1名
第2次派遣チーム      医師1名、調整員1名、看護師1名
AMDAハイチ        医師2名、看護師2名
ハイチ現地雇用       清掃員6名、調理員1名             合計17名

 

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