AMDA中学高校生会と高知県黒潮町の中高生が交流 – AMDA(アムダ)
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AMDA中学高校生会と高知県黒潮町の中高生が交流

AMDA中学高校生会の代表3人が7月29日、高知県黒潮町を訪れ、地元中高生と防災教育交流会を開きました。
AMDAと黒潮町が南海トラフ地震に備え、2015年2月に連携協力協定を締結したのがきっかけで交流が始まり、今回の意見交換会が実現しました。

会場は黒潮町入野の大方高校で、黒潮町側は大方中学校と佐賀中学校、大方高校の生徒がそれぞれ活動を発表。AMDA中学高校生会も取り組みを述べました。[pagebreak]

大方中学は「犠牲者ゼロを目指す」をテーマに発表。1年生の時から色々な場面を想定した防災教育をしっかりと取り組んでいるのが特徴的でした。
佐賀中学は「つながりはぬくもり」のタイトルで、保育園と小学校、中学校合同の訓練を実施。テレビ電話を通じてメキシコの中学生との合同津波避難を実施したのも印象的でした。
大方高校は高校生から広げる防災」をテーマに発表。保育園児から高校生までが訓練を通し助け合う必要性を強調されました。
AMDA中学高校生会は、東日本大震災を訪問した感想、現地の人たちの話を紹介。大震災で学んだことを今後に生かす重要性を強調しました。
黒潮町や町教委の職員は「防災教育を通し、郷土愛や自然豊かな地域を育てていくことを目ざしている」と話されていました。

交流会に参加したAMDA中学高校生会の感想を紹介します。
◎岡山での取り組みと全然違い、危機感を持った防災訓練の様子がすごいと思った。
◎私たちも緊張感を持ち、二次災害にも備えた取り組みが必要と感じた。
◎黒潮町の生徒と顔見知りになれて良かった。次は机を取っ払い、もっとざっくばらんに交流したい。