第14回災害セミナー「大規模災害(南海トラフ地震)への対応準備」:岡山県立大学大学院「災害医療援助特論」公開講座 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

第14回災害セミナー「大規模災害(南海トラフ地震)への対応準備」:岡山県立大学大学院「災害医療援助特論」公開講座

【日時】平成29年9月10日(日) 13:30〜17:30 13時15分 受付開始 <参加無料>
【場所】岡山国際交流センター2F 国際会議場
[pagebreak]
AMDAでは南海トラフ地震の発災を見据えて3年前から、高知県と徳島県、また両県内の被災予想基礎自治体、2県、10市4町と連携協定を結び、両県内の避難所への医療チーム派遣にむけて具体的な準備を進めています。三者連携を結んでいる総社市・丸亀市と、四国の自治体、そして岡山県内外の医療機関等々が広く参加するAMDA南海トラフ災害対応プラットフォームとして、多面的に準備を進めています。想定される被害と、様々な対応準備につきましてお伝えし、何ができるかともに考える機会にしたいと思います。

AMDAが連携協定を結ぶ自治体の一つ徳島県美波町は、現存する日本最古の津波の碑を有し、大浜海岸はウミガメの産卵で有名な風光明媚な地域でもあります。美波町は、人口減少社会における地震津波発生を想定したうえでの「事前復興まちづくり」のコンセプトを打ち出し注目を集めています。「事前復興まちづくり」の実際の取り組みと災害への備えについて、計画当初から取り組んでおられる、美波町由岐支所産業振興課主査の浜大吾郎様にお話しいただきます。

AMDA中学高校生会は、AMDAの様々な緊急支援ことに東北支援事業には直接被災地にまた間接的に後方支援に活動してきました。岡山県教育庁の開催する防災ボランティア研修では初年から継続して発表の機会をいただいています。人口減少社会・高齢化社会にあって、災害発災時の中高校生の力は注目すべき社会資源です。その取り組みを広く共有することで地域社会の防災力向上につなげたいと考えます。
どなたでもご参加いただけます。 会場準備の都合上、事前にメールまたは電話でご一報ください。

【プログラム】 (敬称略)
開会にあたり 岡山県立大学大学院保健福祉学研究科長 伊東 秀之

13:35〜14:55
AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム
―避難所への医療チーム派遣に伴う様々な分野の準備/様々な国内災害への対応と、訓練参加
AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム合同対策本部 本部長 大西彰
AMDAプロジェクトオフィサー 国内災害医療物資調整官 橋本 千明 看護師

15:05〜16:20
「事前復興まちづくり」というコンセプト―その背景と実践のひろがり
美波町由岐支所産業振興課主査 浜 大吾郎
16:30〜17:25 AMDA中学高校生会 メンバーによる 災害への取り組み
17:25〜17:30 閉会にあたり AMDAボランティアセンター 名誉センター長 小池 彰和

【お問い合わせ】
認定特定非営利活動法人AMDA
TEL:086-252-7700 Fax:086-252-7717
e-mail: member@amda.or.jp
http://amda.or.jp/