AMDAネパール地震復興支援-身体障碍児者支援活動 ネパール在住 西嶋望 理学療法士による報告 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDAネパール地震復興支援-身体障碍児者支援活動 ネパール在住 西嶋望 理学療法士による報告

2015年4月25日にネパールで発生したM7.9の大地震で甚大な被害が発生したことを受け、翌26日からAMDAは緊急医療チームを派遣し、5月15日までに、日本、インド、バングラデシュ、カンボジア、フィリピン、カナダ6か国から、医師13人、看護師7人、助産師2人、薬剤師1人調整員2人の計6か国27人を派遣しました。発災当日から動き始めたAMDAネパールの医師らと共に、活動は初期からゴルカ郡、ヌワコット郡、シンドゥパルチョーク郡で実施し、5月15日からは政府による活動地割り当てに従いシンドゥパルチョーク郡に移り活動を続け、現在に至っています。[pagebreak]

一方、震災ではおよそ9000人が犠牲となり、脊髄損傷リハビリテーションセンターでは一時200人もの同患者が入院し対応を受けたものの、多くの被災者が障がい者となり退院後の生活の新たな対応、さらに自宅が被災しているなど退院後の困難は想像を超えるものです。適切な対応が難しいことから寝たきりの生活にならざるを得ないケースも見られました。このような地震により身体に障害を負った人々への対応も必要な事態となっていく中で、5月10日カトマンズ入りした第5次派遣日本チーム6人の中に、当時在住のポカラから参加したのが、今回の報告者の理学療法士である西嶋望氏で、この日から現在に至るまでネパールの身体障碍児者の生活の質の向上のための様々な活動、車いすやトイレ等生活福祉用具の作成等々を、AMDAのネパール地震復興支援活動の一環として実践してきました。

今回は久しぶりの一時帰国の機会をとらえて、報告会を開催することとなりました。
お忙しい折とは存じますが、お繰り合わせの上ご参加くださいますようご案内を申し上げます。

日 時 9月19日 18時〜19時30分 (参加無料)
会 場 岡山国際交流センター 3階研修室
報 告

  • ネパールにおける障碍児者の現状とAMDAの活動について 西嶋 望 AMDA業務委託職員
  • AMDAのネパールでの全般的活動について アルチャナ シュレスタジョシ AMDA本部職員

お問合せ
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Tel:086-252-7700 fax:086-252-7717
http://www.amda.or.jp/