インド・ビハール州ブッダガヤ:AMDAピースクリニック初、双子誕 生! – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インド・ビハール州ブッダガヤ:AMDAピースクリニック初、双子誕 生!

双子の女の子を抱くS.D.

2017年12月28日には、AMDAピースクリニック(APC)*にて母子保健事業開始以来、初めて双子の女の子が誕生しました。2017年6月、近所のお友達に紹介されて、妊娠3か月目に入っていたS.D.さんが最初にAPCを訪れた際、吐き気とめまいに加えて熱もありました。その後も栄養不足により体調を崩すことも多く、医師が薬を処方し、APCインド人看護師が継続的に家庭訪問し支援を継続してきました。

無事出産を終えたS.D.さんから「APCの人たちに妊娠中の私を支えてもらったおかげで、元気な双子を授かりました。今は私が他の妊婦さんにAPCを紹介しています。」という嬉しい声が届きました。[pagebreak]
 

初めてAPCを訪問した際のS.D.

APC看護師がS.D.を家庭訪問

 

妊娠中にAPCで妊婦健診を受けるS.D.

栄養プログラムで
モリンガスープを食す妊娠中のS.D.(中央)

*AMDAは2014年よりインド東部に位置する最貧州ビハール州ブッダガヤにて母子保健事業を開始しました。読み書きができない女性が多く、衛生観念、妊産婦健診の重要性、妊娠中の注意点に関する知識がないため、ブッダガヤの妊産婦は日本の妊産婦に比べて多くの危険にさらされています。AMDAピースクリニックでは、常駐する現地インド人看護師による健康教育、栄養プログラム(週1回の食事提供)や家庭訪問を通じた妊産婦の知識向上を促進することで、妊産婦がより良い状態で出産・子育てができるようサポートしています。また、インド人医師による妊婦健診、必要に応じて血液検査と医薬品を月2回、20ルピー(日本円で約35円)で提供しています。