中学生インドネシア大使館訪問 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

中学生インドネシア大使館訪問

プロジェクトオフィサー 神倉 裕太郎

2019年8月1日に、岡山県真庭郡新庄村の新庄中学校生8人が、インドネシア大使館を訪問しました。この訪問は、「子ども達の国際理解を深めたい」との新庄村からのご提案と、新庄村とAMDAが実施していたインドネシアでのAMDAフードプログラムの歴史があり、実現しました。

引率したAMDA職員より、インドネシアとAMDA、新庄村の関係を説明した後、新庄中学校生8人から、それぞれ自己紹介及び新庄村の紹介を英語で行い、インドネシア大使館の教育部の方より、インドネシアについてのプレゼンテーションを行って[pagebreak]いただきました。中学生8人は、初めは緊張し静かな様子でしたが、次第に質問など発言が多くなり、積極的に英語でコミュニケーションを取っている様子が伺えました。

中学生たちが美しい植物や特産品など新庄村の魅力を伝えると、インドネシア大使館のアリンダ教育担当部長は、「私の日本での任期が終わるまでに、新庄村を一度訪れたいです。その時に、あなた達の学校へ行ってもいいですか?」とおっしゃられるなど、中学生たちの故郷に対し興味を持っていただきました。

これから様々な道に進んでいく中学生にとって、自分の住んでいる町や村を出て、他の文化や価値観に触れることは、とても貴重なことだと考えています。今回参加した中学生からは、「大使館の方々にきちんと自己紹介ができた。」と英語でのコミュニケーションに対し達成感を感じた様子や、「挨拶やコミュニケーションの大切さを感じた。」「英語を勉強しないといけない、とますます感じた。」などと新たな学びを得た様子も見受けられました。

岡山県真庭郡新庄村、インドネシア間で実施したAMDAフードプログラムの活動

  • 2013年5月 インドネシア・マリノ村から有機農業の研修生を、新庄村にて受け入れ
  • 2014年2月 インドネシアにて、マリノAMDA農場開始 新庄村からマリノAMDA農場へ第1回農業技術者派遣
  • 2014年11月 新庄村からマリノAMDA農場へ第2回農業技術者派遣
  • 2019年現在 AMDAインドネシア支部が、マリノAMDA農場にて有機農業を実施している。