新型コロナウイルス感染症の影響に対する支援活動〜AMDAフィリピン支部の活動7: 第3回ウェブセミナー開催〜 – AMDA(アムダ)
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新型コロナウイルス感染症の影響に対する支援活動〜AMDAフィリピン支部の活動7: 第3回ウェブセミナー開催〜

自分の体験を話すフェンテベラ医師

AMDAフィリピン支部の活動7: 第3回ウェブセミナー開催

AMDAフィリピン支部がAMSA (アジア医学生連絡協議会)フィリピンをはじめ地元団体と協力して5月30日から5回シリーズで始めた「バヤニハンウェブセミナー」。第3週目となる6月13日には、「新型コロナウイルス感染症に罹患した医師の視点から」をテーマに行われ、直接オンラインセミナーを通じて100人、セミナーのライブ配信を通じて65人、計165人の方にご参加いただきました。

今回のセミナーで発表いただいたのは、元AMSAフィリピンのセント・トーマス大学支部副支部長であり、現在[pagebreak]セント・トーマス大学病院の内科研修医であるカルミーナ・フェンテベラ医師です。自身が医師になった経緯についての説明後、新型コロナウイルス感染症に罹患し深刻な状態に陥った経験を基に、自身の体調の変化と治療中の症状、治療中の心境の変化、危機を乗り越える際、力になった家族、友人、仲間の励ましなどについて、医師の視点からお話いただきました。この後行われたディスカッションでは、フェンテベラ医師の治療にも携わった、デイジー・イラガン・タガルダ医師(セント・トーマス大学病院結核委員会委員長、ディリマン・ドクターズ病院感染対策委員会委員長)から新型コロナウイルス感染症患者治療に関わった経験の共有と参加者からの質問に対する返答がありました。

セミナー資料

タガルダ医師

今回は特に多くの質問が参加者から出ました。新型コロナウイルス感染症に対する一連の治療に関するもの、元新型コロナウイルス感染症患者の血漿輸血による治療の基準など医療的なことから、治療に携わった時のイラガン・タガルダ医師の想いやフェンテベラ医師が治療中に感じた心情の変化に関する精神的なことまで、多岐に渡りました。

司会を務めたサブレイ氏

セミナー参加者の一部

次回のウェブセミナーは「メンタルヘルス」についてです。
日時:6月20日(土)午前10:00(フィリピン時間、日本時間では同日午前11:00)から1時間程度を予定しています。
定員:100名
参加費:無料
興味のある方は是非、フェイスブックに記載する予定のウェブセミナー登録リンクより事前にご登録ください。

*地元協力団体*

  • Philippine College of Occupational Medicine, Inc.
  • Perpetual Help Medical Center Binan
  • San Pedro College, San Pedro College Pharmacy Department
  • Clinical Pharmacy Support Group in the Philippines
  • Brokenshire College Pharmacy Department
  • Global Health Pharmacy in Asia
  • Tagum Doctors College, Inc.
  • Catanduanes Doctors Hospital, Inc.
  • Center for Pharmacy Practice, Research and Policy in Asia
  • St. Alexius College
  • Holy Child College of Information Technology,Inc.
  • Tagum Doctors Hospital, Inc.
  • MOREVIRALTHANTHEVIRUS Philippines