​AMDA速報3 令和2年7月豪雨(熊本県球磨地方)被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

​AMDA速報3 令和2年7月豪雨(熊本県球磨地方)被災者緊急支援活動

熊本県人吉市の様子

AMDAからの派遣者のうち、医師1人、看護師1人は7月6日午後、甚大な洪水被害を受けた熊本県人吉市に入った。
現地関係者などと面会し、人吉市保健所や地元医師会などが参加する「第1回人吉球磨地域災害時保健医療調整会議」に参加、被害状況など情報収集を行った。
その後、活動について協議する為、人吉市で活動する医療支援団体との会議に参加した。
その結果、球磨村保健師からの要請により、AMDAチームは6日夜間、球磨村の避難所である「さくらドーム」の避難者を健康面から見守ることになった。[pagebreak]

チームが到着時、同避難所には約15人の方が避難、車中泊と思われる車が約45台集まっていた。
チームは避難者20人以上に声かけを行ったが、緊急対応が必要な方はいなかった。
7日朝、医療支援団体との会議において、AMDAチームは同避難所での医療チーム常駐の必要性を提言し、同日、DMAT2チームとともに調整や活動を同避難所で行うこととなった。

一方、6日に総社市を出発した看護師1人、調整員(赤磐市職員)1人も人吉市を目指したが、悪天候により熊本市に滞在した。
本日7日、「さくらドーム」でAMDAチームと合流し、活動を行っている。
*尚、AMDAは複数の感染症専門家の助言の下、活動を行っている。
 

さくらドーム

氾濫した球磨川

【派遣者】 *敬称略、派遣順
佐藤 拓史(さとう たくし)医師 / 東亜大学医療学部教授・AMDA理事・AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム運営委員会副委員長 / 55歳 /福岡市在住
橋本 千明(はしもと ちあき)看護師 / AMDA職員 / 40歳 /岡山市在住
高 和子(こう かずこ)看護師 / AMDA職員 / 51歳 /岡山市在住
山田 章博(やまだ あきひろ)調整員 / 岡山県赤磐市職員(AMDA本部にて研修中) / 45歳 / 岡山市在住

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