宮城県気仙沼市 南町紫神社前商店街3月イベント活動報告 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

宮城県気仙沼市 南町紫神社前商店街3月イベント活動報告

復興グルメF-1大会運営事務局 佐々木 由希絵

《3.11追悼イベント》

今年で10年目を迎える3.11。皆で14:46に黙祷を捧げた後、横浜から駆けつけてくれたGONZA&FRIENDSさんが鎮魂歌を披露して下さいました。心安らぐ穏やかな優しい歌や、元気づけてくれる明るい歌など、パワーコーラスの力を感じることが出来ました。鎮魂歌終了後には、10年という節目に、改めて備蓄の大切さを考えて欲しいという想いから、商店街に来て一緒に黙祷して頂いたお客様に、吉野家非常用保存食缶飯牛丼を進呈しました。また、当商店街を長い間応援してくれている「やんべの会」の方々も、イベントのお手伝いをして下さいました。ありがとうございました。











《AMDAオンライン交流会》

3月26日にAMDAオンライン交流会がZoomにて行われました。私達は、復興グルメF-1大会事務局として、第1回からの大会について、パワーポイントを使って当時の写真を見せながら報告しました。なかなかお会いすることの難しい今、オンラインで皆様のお顔を拝見でき、喜びを感じました。また、様々な分野で活躍されている方々のご意見を伺うことができ、大変貴重な時間となりました。


気仙沼市南町紫神社前商店街事務局・AMDA参与 坂本 正人

この1年は本当に大変な年になりました。お店の方々も悲鳴をあげているし、イベントも自粛しながら行ってきました。

3.11は、イベントというより、「忘れてはならない日」ということを含め、風化防止と、備蓄の大切さを考えて欲しいことから、保存期間の長い牛丼の缶詰を配付しました。また、震災から10年間来てくれているゴスペル歌手のGONZAさん達もPCR検査を受けて駆け付けてくれました。長年商店街に通ってくれている「やんべの会」の方たちも、前日には震災の遺体捜索に参加し、イベント当日もお手伝いしてくれ、本当に感謝しています。

3月26日に、コロナが蔓延し、初めてオンライン交流会に臨みました。10年間の思いを皆様が語ってくれました。今まで知らなかった事も聞くことができ、とても有意義な時間でした。菅波代表は東日本大震災の被災者への熱い思いを語って頂き、また、これから起こり得る災害の事を危惧し準備をしているとの話を聞き、身が引き締まる思いでした。中高生会の報告には本当に感心しました。風化せず災害に取り組む姿勢が見られ、私達ももう一度考えを新たにしなければならないと教えられました。本当に関わってくれた人達に感謝する交流会となりました。