AMDAカンボジア支部:2024年度の主な活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDAカンボジア支部:2024年度の主な活動

 

 2024年度、AMDAカンボジア支部は毎年恒例の青少年フォーラムを夏(8月)と春(3月)の2回に渡って開催しました。これまで医学生や看護学生を対象に、主にHIV・エイズや性感染症の予防啓発を目的に行われてきましたが、近年では、女性の生殖行動と健康に関する権利や子宮頸がんに関する啓蒙など、時代に即したテーマを取り上げています。開催第6回目と7回目を迎えた今年度は、急速に進化する科学技術に対して、医療者がどのように向き合っていくべきかを取り上げ、医療現場におけるAIやVR技術等の導入例を紹介。将来を見越して準備していくことの重要性を強調しました。参加者はいずれも120人前後で、講師として、カンボジア保健省、チェンラ大学、RCRC職業訓練センター等の各機関から専門家が招かれました。


 また副次的なテーマとして、今後、学生たちが社会に出た際に必要となるスキルや、感情面における対処スキルなどについて扱いました。このように、今年度のフォーラムは、目まぐるしい技術革新やグローバル化に伴う社会・経済の発展に学生たちを備えさせるべく、5年後の2030年を見越した内容で講演が行われました。


 また同支部が毎年青少年の健全な育成を目的に行っている学生サッカー杯は、医学生たちの医師国家試験と時期が重なったため、今年度は延期となりました。一連の試験が終了した後、2025年5月以降の再開を予定しています。


 これら一連の活動は、長年、(株)山一観光様のご支援を受けながら続けられています。

学生サッカー杯 (2023年)

子宮頸がんに関するワークショップ 
(2022年)
コロナ対応 (2021年)