AMDA 中学高校生会と黒潮町の中学生・高校生との交流事業(2022年9月)(2022/10発行ジャーナル秋号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA 中学高校生会と黒潮町の中学生・高校生との交流事業(2022年9月)(2022/10発行ジャーナル秋号)

プロジェクトオフィサー アルチャナ シュレスタ ジョシ
 
今年度 6 回目となる高知県黒潮町の中学生ならびに高校生との災害・防災についての交流会を 2022 年 9 月 3日に実施しました。新型コロナウイルス感染対策のため、オンラインで交流会を実施しておりましたが、今回は 3年ぶりに対面での交流会を高知県幡多青少年の家を会場に行いました。交流会には黒潮町の松本町長をはじめ、町職員の方、教育委員会の方、黒潮町立佐賀中学校、黒潮町立大方中学校、高知県立大方高校の 16 名の生徒さん、AMDA 中学高校生会から 11 名とペルーからの JICA研修員 1 名が参加しました。松本町長による挨拶から始まった交流会では、黒潮町の職員の方から町の防災の取り組みについて説明があり、AMDA 中学高校生会のメンバーからは国内外の災害対応についての発表、現地の学校からは各学校で生徒が取り組んでいる防災活動についての発表がありました。また最後にはペルー人研修員より自国の防災についての発表がありました。交流会の後、AMDA 中学高生会とペルー人研修員は、災害時にも役立つ防災食(アルミ缶炊飯とカレー)の作り方を青少年の家の職員の方より学びました。

 
2 日目は黒潮町の職員の方に指導を受けながら「逃げトレ」アプリを利用して津波タワーまでの避難訓練を実施しました。その後、津波タワーについての説明を受けました。災害はいつどこで起きるかわからないため、平時からの対策の重要性を改めて実感しました。