ロヒンギャ難民支援で募金活動
AMDAは2018年6月22日、ロヒンギャ難民支援の募金活動を岡山市内のJR岡山駅―イオンモール岡山の連絡道で行いました。
会場には難民キャンプの全景や診療活動などのパネル写真6枚(A3判)を掲示。AMDA職員10人がロヒンギャ難民支援を呼び掛けるチラシ(A5判)200枚を市民らに手渡しました。
市民からは「長引く過酷なキャンプ生活が心配」「AMDAさん、頑張って」と快く募金に応じて頂きました。
【ロヒンギャ難民】
ミャンマーから隣国のバングラデシュに逃れているイスラム系少数民族。国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)の6月14日の発表によると、2017年8月以降、新たに大量流入した推定難民数は70万2千人。8月以前からの合計は88万7千人。AMDAはキャンプ内に診療所を開設、1日平均120人を診療しています。難民の避難生活が長期化しているため、AMDAは1年間の予定で支援を進めています。
募金会場で「まちかどトーク」実施
AMDAは6月22日、ロヒンギャ難民支援の募金活動と合わせ「まちかどトーク」を実施しました。
会場ではアンケートの協力も依頼しながら市民20人と対話。AMDAについて「知っている」と答えた人は全体の70%の14人で、大半が「新聞やテレビを通じて知った」。
活動内容については「素晴らしい」(岡山市・30代女性)、「よく頑張っておられる」(赤磐市・70代男性)、「ロヒンギャ難民はまだ続いているの?」(岡山市・50代男性)、「身の安全にはくれぐれも気を付けて」(倉敷市・20代女性)―などの感想を頂きました。
一方で、「AMDAを知らない」とした人は6人。若者が目立ち、さらなる情報発信の必要性を感じました。
【まちかどトーク】
AMDA職員やボランティアとふれあい、市民とともに歩むAMDAを目指す取り組み。2017年8月から始めました。本音の会話を通してAMDAへの感想や提案に耳を傾け、支援の輪を広げる狙いで、毎月1回、街頭に出て実施しています。