ハイチ地震・ハイチ駐日大使より感謝の手紙 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ハイチ地震・ハイチ駐日大使より感謝の手紙

2010年1月に起こったハイチ地震へAMDAは緊急医療支援チームを派遣し、その後も復興支援やコレラに対する緊急医療支援活動を行いました。これらの活動に対し、駐日ハイチ大使より感謝の手紙をいただきました。

AMDA代表・菅波茂殿

 2010年に起こった大きな大震災に対するAMDAの緊急支援活動や、その後も、スポーツ交流、文化交流、地震で足を失った被災者に対する義肢支援事業などでハイチの人々を支援してくれたことに対し、心からの感謝を伝えたいと思います。

 ハイチと日本の関係がさらなる発展をすることを心から願っています。また、ハイチと日本の人々の間にこのような良い関係がもたらされたAMDAの功績に感謝致します。 駐日ハイチ大使 JEAN-BAPTISTE

AMDAのハイチ地震に対する支援として地震直後の緊急医療支援活動を実施。日本からだけではなく、AMDA支部の医師らも応援に駆けつけました。
 


診療する渡久地医師

AMDAネパールの医師

夏季には、日本、ハイチ、ドミニカ共和国の3か国の中学生をドミニカに招聘し、スポーツを通して交流を深めました。
 


3カ国の青少年たちが合同で

ドミニカ・サントドミンゴ自治大学グラウンドで

地震で足を失った人々の支援として、AMDA義肢製作工房を設立。義肢装具士を日本から派遣して、義肢の提供を行いました。
 


義肢の型を取る八尾尾義肢装具士

完成した義肢をつける子供たち

2010年12月にはコレラの流行に合わせて緊急医療支援チームを再び派遣しました。
 


コレラ患者の治療にあたる朴医師

コレラ患者病室での山本医師(右)と朴医師


2011年には義肢の提供を受けたハイチ人女性・ガエル エズナールさんを日本に招聘し、岡山、神戸、東京などを訪問。支援者の方々にお礼を伝えるとともに、阪神淡路大震災の被災者らと交流を深めたり、義肢で生活をしてる日本人らと交流をしました。
 
 


岡山での記者会見の様子

支援者の方たちとの交流会の様子

神戸での交流会の様子

阪神淡路大震災の慰霊祭を訪問

帰国後、ガエルさんはたくさんの支援者と直接触れ合うことができて、さらに前に一歩踏み出す勇気がわいたと話していました。