ハイチ地震 被災者に対する緊急医療支援活動8 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ハイチ地震 被災者に対する緊急医療支援活動8

AMDAではさらに医師の派遣を続けている。AMDAボリビア支部より医師3人(外科、麻酔科、整形外科)が4日に、AMDAカナダ支部より看護師1人が3日にそれぞれドミニカ・サントドミンゴに到着した。

サンマルクの聖ニコラス病院で活動する
AMDAネパールの医師

5日、ハイチのベルリーブ首相は、政府集計で死者が21万2千人に達したと発表した。これから雨季に向かう時期であり、安全な避難先の確保と衛生状態が懸念されるところである。AMDAが活動するサンマルクゃゴナイヴの地域でも、首都から避難してきた人々が滞在する場所がなく、屋外でビニールシートを屋根にして生活する状況が続いている。

AMDAではさらに医師の派遣を続けている。AMDAボリビア支部より医師3人(外科、麻酔科、整形外科)が4日に、AMDAカナダ支部より看護師1人が3日にそれぞれドミニカ・サントドミンゴに到着した。4人は、CCISDの調整のもと、5日陸路移動しハイチ・ゴナイヴの病院に到着した。ゴナイヴの病院で手術室などでの医療活動を行ってきたAMDAコロンビア支部チーム(医師3人、看護師2人)の交代として、現在この4人が医療活動を行っている。尚、AMDAボリビアチームは、持参した医薬品類段ボール15箱とともに、ゴナイヴに入り、この医薬品は当地の病院で活用されることとなる。

一方、ハイチ・サンマルクの聖ニコラス病院に入っているAMDAネパールチームは5日までに骨折などを中心に毎日15例前後の手術を行ってきた。

また、AMDAでは、被災者用食料として干し魚10kg.x14箱、調理用油500l.x18箱)、サルサソース(10kg.x8箱)、スパゲティ(5kg.x50箱)を2日、サントドミンゴで調達した。現地NGOで、協力関係にあるPINP (People in Need of Partnership)を介して、ポルトープランスの被災者に配布されている。

◆第一次チームとして入り、現在もハイチ国内活動等の調整全般を行っている本部職員ニティアン・ヴィーラバグNithian Veeravagu調整員が、9日16:35(AA61)成田に帰国の予定です。

◆10日15時30分より活動報告記者会見を開きます。場所:老健施設すこやか苑4階 岡山市北区伊福町 3-31-1
報告者:ニティアン・ヴィーラバグ、鈴木梓両調整員、菅波代表

協力団体CCISD:Centre for international cooperation in health and development
1987年カナダ・ケベックで非営利民間団体として設立。現在ハイチを含む7カ国で保健衛生などの分野で事業実施している。(当該団体ホームページより)

AMDA多国籍医師団参加人数:医師12人・看護師6人・調整員4人 計22人 2月6日現在

各国AMDA医師看護師調整員
日本(岡山本部)4
渡久地宏文
菅波茂
朴範子
松井治暁
 3
鈴木梓
ニティアン・ヴィーラバグ
川村剛太
カナダ 4 
コロンビア32 
ペルー  1
ネパール 2  
ボリビア 3  

【皆様からの募金を受け付けております】
郵便振替:口座番号01250-2-40709   口座名「特定非営利活動法人アムダ」
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【お問い合わせ】 AMDAボランティアセンター  〒700-0013 岡山市北区伊福町 3-31-1
TEL086-252-7700  FAX086-252-7717 
E-mail: member@amda.or.jp  https://amda.or.jp