佐々木先生プレゼン
東日本大震災復興支援として長年ご支援くださっているおかやまコープ様の 岡山西エリア企画で岩手県大槌町AMDA健康サポートセンターとオンライン交流会が1月25日に開催されました。
AMDA健康サポートセンター長 佐々木賀奈子さんから「東日本大震災から10年 大槌町の今」と題して、報告していただきました。震災当時は、避難所では夜は停電のためろうそくの灯りで治療をしていたこと、おかやまコープさんをはじめとする多くのボランティアさんの力で復興へ歩みをすすめていったこと、などお話しされました。震災のあった年に開催したAMDAのイベントで中学生のサッカー交流に参加した子が大人になり、あのときサッカーを続けたことが今の自分につながったというお話もありました。
さをり織り
続いて、AMDA大槌健康サポートセンターのさをり織り教室講師 後藤久美子さんの指導によりおかやまコープ組合員さんと作る「さをり織りの生地でティッシュケースづくり」を実施しました。距離はありますが、心を一つにして製作しましょう。とオンライン上で作り方を実践してみせながら40分くらいでカラフルなティッシュケースが完成しました。
東日本のパワーポイントを使ったお話しも興味深く聞いてくださり、組合員さんから「なぜ教室事業にものづくりを取り入れたのか」という質問に、佐々木さんからの回答は「お母さんが津波の泥水でぬれた着物を山水で洗い、リサイクルして活用している。大切にしていたものを捨てないで生かす。という気持ちや何かを作ることで無心になれる。ことから始めた。大槌の郷土料理も残っている人で伝えていきつなげていきたい。10年で物は充実してきたけれど、人対人のつながりを大切にしていきたい。」と話されました。
最後におかやまコープ 防災委員会 則俊様から「現在の大槌の様子を知り、これからも災害のこと東日本のことを忘れずに応援していきたい。」とご挨拶されました。