東日本大震災の被災者から大量の甘酒が届く – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

東日本大震災の被災者から大量の甘酒が届く

広報担当参与 今井 康人

福島県南相馬市の若松真哉さんから「甘酒」を頂きました。900ml入り120本で、味わった被災者やボランティアは「すごくおいしい。何より上品な味ですね」「熱い体に冷えた甘酒が染み入って、あらためて元気がわいてきました」と大喜びでした。[pagebreak]

 

メッセージの全文を紹介します。

福島県南相馬市の若松味噌醤油店・若松真哉でございます。AMDAの皆様には、復興F-1グランプリを通じて大変お世話になりました。

そしてこの度は突然の申し出にも関わらず、ご対応いただきましてありがとうございました。甘酒は栄養剤としての効能もございます。復旧復興に尽力される皆様の力に少しでもなれれば幸いでございます。

文章に目を通して、ご察しいただけると思いますが、私は福島県南相馬市に住んでいます。東日本大震災が起こった当時は瓦礫の山や津波被害地を目の当たりにして気が遠くなる思いをしましたが、少しずつ少しずつ自らも動き、復興も進んだ結果、日常生活が戻ってきました。

『焦らず諦めない』

これは中越地震に遭われた、旧山古志村の役場職員に教えてもらった言葉です。

被災された方々はまだまだ大変な環境にあると思われますし、支援する側に立たれる方々も健康だけには留意されて活動していただきたく切に思います。

この度は誠にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。