2016年度年次報告 AMDA中学高校生会2016年度の活動(2017/7発行) – AMDA(アムダ)
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2016年度年次報告 AMDA中学高校生会2016年度の活動(2017/7発行)

ほぼ県内の中学生、高校生を中心に36名はボランティア活動や国際問題にも目を向けた活動を進めている。毎月1回以上の定例会を持ち、計画や内容を話し合い活動している。今年度の主な活動については以下のとおり。

平成28年度高校生「地域防災ボランティアリーダー」養成研修

岡山県教育委員会主催

8月2日、5日、9日 岡山県内3つの各高校(津山、岡山御津、倉敷青陵)で防災に関する理解を深め、災害時様々な活動で社会貢献できる人材を育成するための研修が行われた。

AMDA中学高校生会からは延べ15人が参加し「高校生にできること」と題し東日本大震災における復興支援活動の体験や防災・災害時・復興時に若者がどのように取り組めばいいのかについて発表した。

 

AMDAスリランカ紛争後復興支援平和構築プログラム青少年交流事業


7月27日から8月3日の1週間、昨年度に続きAMDA中学高校生会メンバー2人がスリランカを訪問し現地の学生たちと交流事業に参加した。今年度はスリランカの、トリンコマリーで開催され、スリランカ国内から民族宗教の異なる中学生たち73人が集まり活動した。参加者全員で仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教の各施設を訪問しお互いの宗教を知る宗教プログラム、スポーツプログラムでのバレーボールの試合、ダンスやキャンプファイアー、そして文化交流でAMDA中学高校生会からは生け花と篠笛の日本文化を紹介した。この事業を通じて国、民族、宗教、文化を超え交流しお互いを理解することで平和構築の第一歩に繋がることを強く感じた。

 

AMDA中学高校生会の活動からみる平和構築プログラム―スリランカ紛争後復興支援活動―

12月18日、今年度スリランカ平和構築プログラム交流事業の報告会を岡山国際交流センターで岡山県国際貢献推進協議会共催、岡山市、岡山市教育委員会後援で開催した。在大阪スリランカ民主社会主義共和国D.Wアルツマゲ氏、岡山県、岡山市から来賓として迎え、それぞれご挨拶いただいた後「医療和平」のコンセプトと平和構築について菅波茂AMDAグループ代表が話した後、このプログラムの担当者ニッティヤン・ヴィラヴァーグ職員(スリランカ出身)からこのプログラムの出会いと活動内容の報告があった。

その後、このプログラム参加のためにスリランカを訪問したAMDA中学高校生会メンバー2人は活動実践報告し、他のメンバーはこれからの平和についての取り組みを報告した。最後に広島大学大学院国際協力研究科准教授山根達郎先生から活動の意義と評価をお話しいただいた。今回の経験を基に「平和」について今後もAMDA中学高校生会の大きな活動として取り組みたい。

その他の活動


・2016年04月 復興グルメF-1南相馬大会参加
・2016年05月 熊本地震被災者に対する街頭募金
・2016年08月 岡山県立大学集中講義での発表(中学生・高校生にできる災害への取り組み) 等
・2016年10月 復興グルメF-1石巻大会参加
・2017年03月 復興グルメF-1南三陸町大会参加