昔ながらの田植え体験を楽しむ参加者
AMDAフードプログラムの一環として、有機無農薬栽培で稲作に取り組んでいる新庄村のAMDA連携 野土路農場で6月3日、田植え祭が行われました。農場はアジアへの有機農業普及を目指すAMDAが、新庄村と連携して2011年から運営しています。
この日、JR岡山駅からバスで現地に到着した参加者12人は早速、田植えに挑戦。7アールの水田に入り、コシヒカリのポット苗を約1時間かけ、横に張った糸の目印に植えていきました。
参加者の大半は初めての体験でしたが、慣れるに伴って手際よく処理していました。尾道市からお母さんと一緒に参加した小学2年生の男の子は「上手にできたよ」と笑顔を見せていました。
アヒル放鳥の様子
続いて害虫駆除に役立つ生後3日ほどのアヒル約100匹を次々と水田に放ちました。子どもたちは「かわいい」「早く大きくなってね」と歓声を上げていました。地元に伝わる新庄田植え唄と踊りを見学した後、地元農家の手づくり料理に舌鼓を打ちました。
10月の収穫期には稲刈り体験が行われる予定です。