支援者紹介・AMDA講演感想文・事務局便り(2012/4発行ジャーナル4月春号掲載) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

支援者紹介・AMDA講演感想文・事務局便り(2012/4発行ジャーナル4月春号掲載)

宮城県から感謝状

宮城県から感謝状をいただきました

 

支援者紹介

多くの団体・個人からご寄付をいただきました


1.23書道家小野田松濤様より

2.20楽天銀行様より

3.11東日本大震災RNN(人道援助宗教NGOネットワーク)慰霊祭
黒住教日拝所にて真言宗、金光教、立正佼成会、天台宗、黒住教の
各宗による祈りがささげられました。

3.15倉敷・震災復興祈念コンサート実行委員会様より

第24回ヘルシーマジネーション 劉磊様(左)より
指定団体としてご寄付を頂きました

 

講演を聞いて・・・・中学生の感想文

AMDAでは、さまざまな学校からの講演依頼をお受けしています。受講した中学生の生徒さんからの感想文の一部をご紹介します。(それぞれ抜粋)

 

◆岡山市立富山中学校

「何かをしたい」「恩返しがしたい!」と思うことのできる私たち人間は、本当にすばらしいなと実感しました。こんなにすばらしい心をみんなが持っているのならば、きっと今は遠くても、未来では色々な国の人と、みんなで助け合って生きていけると思います。今回の震災での支援は、その第一歩になったのだと思います。今回の震災で、きっと世界は一つになったと思います。私は私にできることをこれから精一杯し、被災者の方々の気持ちを考えながら、陰ながら支援していきたいと思います。支援とは世界中が笑顔の花で満開になるための第一歩なのですね

 

◆岡山県立岡山大安寺中等教育学校

今回、AMDAのボランティアの方の講演会を聞いてたくさんの事を感じ思いました。

昨年3.11の東日本大震災が起きた翌日には宮城などに行き、活動をしていることにおどろきました。AMDAの活動内容は、さまざまで、健康の為に体操を行ったり、食べ物の炊き出し、エリアの仕切り等、また子供に対してはロールケーキの炊き出し、おもちゃの提供を行っていて、被災した方々が、よりよく(できるだけ)生活ができるようにしているんだなと思いました。

“自分は被災した方々の為に全力を尽くす”というテーマと言ってもいいのではないかと僕は思いました。今回、この講演会でボランティア活動について、AMDAについて詳しく知る事ができました。貴重な講演会でした。今後、この事を生かせるようにしていきたいです。

 

◆玉野市立宇野中学校

AMDAは東日本大震災でもたくさんの支援をして今も東北地域の復興を目指して現地の人々を応援しているようです。AMDAは震災の手助けをしていることを僕は初めて知りました。そんなすばらしい団体AMDAの本部が岡山にあることを知ってとてもびっくりしました。とても岡山の自慢になることだと思いました。

AMDAはいろんな地域へ行き「困っているときはお互いさま」でたくさんの命を助けていることを聞いてすごいと思いました。海外に行くと内戦や環境の悪い所などで平和に暮らすことのできない人々がいることを知りました。これを見て自分達はとても恵まれた国に生まれてきてよかったと思いました。これからは自分のことばかりでなく、世界の国々にもっと目を向けて何ができるか探しがんばりたいと思います。

 

インターン紹介

カワウチ アキさん

現在、岡山大学歯学部に在籍しており、卒業後は口腔疾患の治療や口腔衛生に関する活動を通して国内外の医療に貢献したいと考えています。学業に専念するため3月末で退職致しましたが、4月より引き続きインターンとしてAMDAで勉強させて頂くこととなりました。国際医療支援分野の実践的な経験を積むことのできる素晴らしい環境で学ぶ機会を頂きましたことを大変感謝しております。

 

岡山県総社市の多言語医療ガイド

総社市独自の多言語医療ガイドが、「AMDAグループと総社市との多文化共生に関する協定」に基づきNPO法人AMDA国際医療情報センターの協力で作成され、市内の全外国人世帯及び全医療機関に配布されました。英語、韓国語、中国語、スペイン語、ポルトガル語の5冊です。医療現場での意思疎通を円滑にするために役立つものになっています

 

「AMDA被災地へ!―東日本大震災国際緊急医療NGOの活動記録と提言」増刷

「AMDA被災地へ!―東日本大震災国際緊急医療NGOの活動記録と提言」(菅波茂編著)の2版第1刷が3月30日刊行されました。

AMDAが掲げる信念のもとに集った国内外の人々が東北の被災地へ!ボランティア、ご支援者、被災地の方々、計77人からの寄稿、170枚を超える写真ともに、緊急援助の現場から発信する未来への提言となっています。

全国の書店、岡山県内書店(ジュンク堂、紀伊国屋書店、丸善、他)、インターネット(Amazon等)で発売中。お問い合わせはお近くの書店まで。AMDAでも受付中。(ISBN 978-4-7979-8735-5 小学館スクウェア 定価 1,500円税込)

 

AMDA小林米幸医師「かながわレッドリボン賞」受賞

AMDAグループ代表代行でAMDA国際医療情報センター理事長の小林米幸医師が、3月26日に「かながわレッドリボン賞」を受賞しました。

この賞は、神奈川県内において、HIV・エイズの拡大防止と感染者・患者の皆様に対する偏見や差別のない社会をつくる「かながわレッドリボン運動」を推進し、多年にわたる功績が認められた個人や団体を表彰するものです。

 

 AMDA神女クラブ 学生サポートセンターの助成、学内でも学生表彰(団体)受賞

AMDA神女(神戸女子大)クラブ クラブ長 田中碧


左から波田重熙学長、藤川芙美さん、
田中碧さん、クラブ顧問吉岡教授

こんにちは、AMDA神女クラブです。神戸女子大学のAMDAクラブですが、AMDAのボランティア精神に共感した先輩たちが2006年に創部しました。まだ6年の若いAMDAクラブですが、これまでの活動が評価されて(財)学生サポートセンターの「学生ボランティア団体助成」事業で、2011年度助成団体に採択されました。また、学内でも2011年度学生表彰(団体)を受けることができました。これもAMDAグループの皆さまのご支援があったからこそと心よりお礼申し上げます。特にAMDA兵庫県支部の皆さまには大変お世話になっておりますが、このようなご報告ができてとてもうれしいです。

私たちは医療分野を専門に勉強をしているわけではありませんが、私たちにできる国際貢献、人道支援をということで、主に募金活動と大学祭参加を中心に活動してきました。先輩によると、中国四川省やハイチでの大震災では、他学生にも呼びかけて学内募金活動を行ったそうですが、「学長先生も募金活動に参加してくださったことはうれしいサプライズだった」とのことです。昨秋の大学祭での東日本大震災支援募金活動では、地域の方々からもご協力をいただきました。小さな女の子が募金してくれる姿はほほえましいものでした。また大学祭では、AMDAグループの活動やAMDA兵庫県支部のネパール子ども病院支援活動のパネル展示やバザーを行って協力を呼びかけたりしました。大阪で毎年開催されるワン・ワールド・フェスティバルではAMDAブースのお手伝いをさせていただいていて、とても刺激になっています。月2回のミーティングでは、AMDAジャーナルなどで勉強会をしたり、海外のAMDA支部を訪問してみたいな、とか語り合ったりしています。

まだまだささやかな活動ですが、この度の助成金でクラブ旗と腕章を作成することしました。ちょっと誇らしい気がしています。これを機に改めて活動の幅と輪を広げていきたいと思っています。これからも応援、よろしくお願いします!

 

2012年1月〜3月の動き