2008年3月1日18時30分、ネパール国ジャパ郡にある7つのブータン難民キャンプの一つ、ゴールダップ・キャンプ(人口約9,700人)で火災が発生しました。竹と藁葺きで作られた家屋1,512戸の95%が焼失し、被災者は財産のほとんどを失いました。幸い死者ゼロ人、負傷者7人と人的被害は軽微でしたが、9,000人以上がキャンプはずれの森林地域でテント生活を強いられています。 |
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焼け落ちた住居。鉄筋コンクリートの柱だけが 焼け残り、屋根と壁は全て焼失 |
東側の森にテントを張り、約9,000人が 仮住まいをしています。煙は夕方の炊煙 |
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キャンプ内31ヶ所ある井戸の水質は問題ありませんが、避難場所より離れているので水汲みは重労働です | テントで寄り添う避難民の家族 | |
ゴールダップ難民キャンプのAMDA診療所。 奥の建物は母子保健センター |
ゴールダップ難民キャンプにおける 保健センター外来病棟での診療風景 |
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AMDAネパール支部
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27人の医師からなる執行部と、数百人が事業に直接携わる。事業対象地域は、ネパール東部、中西部、その2地域をつなぐ幹線道路周辺。中心地はダマック、ブトワール、ヘトウダで、ネパールにおける医療保健分野のニーズをカバーしています。 | ||
AMDAがネパールで実施している事業 | ||
1.医療施設の運営:ジャパ郡ダマック市にあるAMDA病院、ルパンデヒ郡ブトワール市にあるネパール 子ども病院の運営。それぞれ1992年、1998年から事業を開始し、内科・外科・救急・検査室・薬局・病棟などを備えた総合病院です。 2.ブータン難民のためのプライマリーヘルスケア |
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ネパール 子ども病院
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3.HIV/エイズ予防・性感染症ケア4.医療保健分野の人材育成:ダマックに、毎年120人の学生が学ぶ保健人材養成センターを設立。卒業後、政府の試験に合格すると准看護師、地域保健助士、臨 床検査助士の資格取得が可能。日本のAMDA支援者の協力に奨学金も用意しています。 | ||
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