「国民参加型相互扶助人道支援外交」(2007/8発行ジャーナル8月夏号掲載) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

「国民参加型相互扶助人道支援外交」(2007/8発行ジャーナル8月夏号掲載)

「国民参加型相互扶助人道支援外交」

 
AMDA代表 菅波 茂
 
 AMDA の理念は「多様性の共存」です。ミッションステートメントは「A Global Network of Partnership for Peace through Projects with Sogo-Fujo Spirit under Local Initiative」です。具体的には「国民参加型相互扶助人道支援外交」です。簡単に言えば、苦労を共にすることにより「尊敬と信頼の国際ネットワー ク」を拡充することです。世界の8割の人たちは血縁共同体社会に所属しています。信頼のキーワードは「家族」です。冠婚葬祭では葬と祭が大切です。困った ときが真の友です。   
AMDA多国籍医師団がその象徴です。ASMP(AMDA医療と魂のプログラム)は葬と祭に対応します。AMDA多国籍医師団とASMPの組み合わせがAMDA相互扶助人道支援外交の新基軸の一つです。 
137番目の国連経済社会理事会総合協議資格団体として政策提言活動も本格的に考えています。  
AMDA国連スタディツアー(inニュヨーク) プログラムの案内

認定書

国連本部
AMDAは2006年8月に137番目の国連経済社会理事会総合協議資格団体として認定されました。ニューヨークとジュネーブがNGOにとって重要 な活動場所です。2008年9月に第一回AMDA国連スタディツアー(inニュヨーク)の計画をAMDAニューヨーク連絡事務所が中心となって進めていま す。「国民参加型相互扶助人道支援外交」の場となるニューヨークにある国連諸機関に対する理解を深めることが目的です。
インドネシア医師会と災害協定を結ぶ。万金の価値。
2007年6月にAMDAはインドネシア医師会と災害協定を結びました。AMDAインドネシア支部が立会人です。自然災害の多発するインドネシアに おけるAMDA多国籍医師団の救援活動支援体制強化です。国全体を網羅する医師会のネットワークは万金の価値があります。引き続きアジアの国々の医師会と の災害協定を進めています。

【写真】AMDA多国籍医師団
(2004・2005 スマトラ島沖大地震・津波緊急救援活動)