タイ洪水被災者に対する緊急支援活動-5 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

タイ洪水被災者に対する緊急支援活動-5

AMDAは第二次AMDA医療チームとして医師1名、看護師2名の派遣を決定した。[pagebreak]14日にバンコクに入り、活動を行っていたAMDA第一次医療チームは、1週間の活動期間を終え22日に帰国した。22日の段階でバンコクにも水が入り始めていたため、2次派遣に向けて、現地カウンターパートと協議を進めてきた結果、31日に第二次AMDA医療チームとして医師1名、看護師2名の派遣を決定した。

ロイター通信によると、首都バンコク中心部も浸水する懸念が高まっており、タイ・インラック首相は堤防が決壊すればバンコク中心部は一部で水深が1.5メートルに達する可能性があるとして、住民に対し、家具などを高い場所に移動するよう呼び掛けた。 7月中旬から続いている今回の洪水では、タイ北部、北東部、中部地域を中心に、これまでに少なくとも366人が死亡。250万人近くが被害を受け、11万3000人以上が避難生活を強いられている。


21日バンコク周辺

21日バンコク周辺

武田保健師

大政調整員

このような状況を受け,AMDAでは、深刻な浸水に備えてボートでの活動を想定している。ボートは、タイで購入する手配を進めており、巡回診療などの活動に備えている。活動地、活動内容については現時点では未定。引き続き、現地と連絡を取りながら、活動の詳細を決定していく。

■AMDA派遣者予定
・日下 琢雅(ひのした たくが):医師、愛知県在住 東日本緊急医療支援(岩手県大槌町)に参加
・山路 未来(やまじ みく):看護師、兵庫県在住 東日本大緊急医療支援(宮城県南三陸町)に参加
・中井 隆陽(なかい たかよ):看護師、大阪府在住

■AMDAフライト予定
10月31日 11:00 関西国際空港発(TG623便) 15:45  バンコク着

■AMDAこれまでの派遣者
10/14 武田未央 保健師(看護師)、大政朋子 調整員(AMDA職員)〜10/22
10/18 古谷清久 医師 〜10/21

■現地の協力者及び協力団体
バンコク総合病院(Bangkok General Hospital)
ラチャヴィティ病院(Rajavithi Hospital)
タイ救急医学会(Thai Association for Emergency Medicine : TAEM)

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