おかやま国際塾1期生2人:ボランティア活動参加 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

おかやま国際塾1期生2人:ボランティア活動参加

おかやま国際塾1期生2人が東日本へ ボランティア活動に参加しました。[pagebreak]

10/5〜10までの6日間で、おかやま国際塾(※)1期生の秀川さんと柳浦さんが東日本大震災の被災地でのボランティア活動に参加しました。主にAMDAが支援している宮城県気仙沼市や石巻市雄勝町などでボランティア活動を行いました。

両名とも当初予定していた通り6日間、1日も休まず笑顔で活動しました。2日目から4日目の気仙沼では、ちょうど三陸映画祭やTシャツアートなどのイベントが重なり、かつおたたきバーガーの配布やクジ引きを担当するなどして、活躍してくれました。

6日目には、午前2時半に起きて夕方15時までホタテの水揚げの手伝い。朝暗いうちからの作業となり、かなり過酷な作業となりましたが、漁師の方によると、彼女たちの手伝いのお蔭で、無事にすべてのホタテの出荷を終わらせることが出来たそうです。自分たちで積極的に活動に参加した2人は、「疲れた」の一言も言わず、被災地に元気と笑顔を運んでくれました。

活動を終えて、「今までスーパーに並んでいた魚を見ても考えもしなかったけど・・・漁師の仕事がどれだけ大変かよくわかった!!」と、話してくれました。
感想
「未曾有の災害を経験しながらも、ふるさとを思い、復興に向けて一心不乱に取り組む方々を目にし、人間の持つ力のすごさを感じました。また、 感じるままに一歩踏み出すことで、素敵出会いや素晴らしい経験ができ、心から幸せを感じることができるんだということを実感しました。」
岡山大学法学部3年 秀川佳苗

「どんなときも人情を忘れず、町の復興のために、しっかりとした足取りで一歩ずつ前に進む東北の方々の姿に、人の温かさ、力強さを感じ、感銘を受けました。毎日がすばらしい出会い、経験の連続で、みなさんからたくさんの元気と笑顔をいただきました。微力ではありますが、自分にできることを探し、少しでも復興の力になれるよう努めていこうと思います。」
岡山大学法学部3年生 柳浦睦美

ボランティアスケジュール
1日目(10/05)岡山から仙台へ(JR)、仙台から石巻へ(バス) 気仙沼泊
2日目(10/06)気仙沼にて南町紫市場イベントのお手伝い 気仙沼泊
3日目(10/07)気仙沼にて南町紫市場イベントのお手伝い 気仙沼泊
4日目(10/08)気仙沼にて南町紫市場イベントのお手伝い、夕方大槌へ 釜石泊
5日目(10/09)午前:大槌町まちづくりの説明および見学、午後:気仙沼へ移動 雄勝泊
6日目(10/10)オーガッツでボランティア活動 夕方:仙台へ
7日目(10/11)仙台から岡山へ(JR)

活動協力
気仙沼復興商店街・南町紫市場(気仙沼市)、
紫神社(気仙沼市)、合同会社OHガッツ(石巻市雄勝町)、つどい(大槌町)