フィリピン台風 ミンダナオ島台風緊急支援活動速報2 – AMDA(アムダ)
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特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

フィリピン台風 ミンダナオ島台風緊急支援活動速報2

AMDAは第2次派遣者を決定。[pagebreak]
第1次医療チームとして山路看護師、大山調整員は6日夕方に岡山を出発。7日の早朝に関西空港からマニラへ出発後、日本時間14時半過ぎにマニラ国際空港に到着し、現地協力団体であるフィリピン国軍と合流した。現在明日からの活動に向けてのミーティングを行っている。8日からは医薬品や支援物資を購入後、ミンダナオ島で、被害が最も大きかったコンポステラ・バレー州(Province of CompostelaValley)のニュー・バタアン郡(Municipality of New Bataan)とモンカヨ郡(Municipality of Monkayo)での医療支援を予定している。被災地では、巡回診療や物資の提供などを予定している。

第2次派遣として出発するのは、喜久川看護師(沖縄県在住 36歳)。10日夜に那覇空港を出発し、関西国際空港に向かう。翌日、11日早朝に関西国際空港を出発後、マニラ空港を経て同日、ミンダナオ島のダバオ空港に到着し、第1次派遣医療チームに合流する予定。


出発前の打ち合わせをする喜久川看護師

那覇空港を出発する喜久川看護師

12月4日早朝、フィリピン南部のミンダナオ島をおそった台風24号は、フィリピン内では今年最悪の台風被害として報告されている。これは2011年11月にミンダナオ島に大きな被害を出した台風21号の勢力を上回っており、未だ台風の目がフィリピン領域を停滞している(フィリピン気象庁7日発表)。7日までに16,000の家屋が損傷し、現在30万人以上の人々が避難を余儀なくされており、被害状況はさらに広がる恐れがある。(国家災害リスク軽減・管理評議会7日発表)フィリピンの国内複数メディアによると、この台風に伴う豪雨、地滑り、土砂災害などで、既に500人近くが死亡、300人以上が行方不明という。

■派遣者名
喜久川 明日香:看護師/沖縄セントラル病院勤務/沖縄県在住
大山 マージョリ:調整員/倉敷フィリピーノサークル会長/ミンダナオ島出身/岡山県在住
山路 未来:看護師/AMDAプロジェクトオフィサー/岡山県岡山市在住/女性

■喜久川看護師の日本からの出発 予定便 (現在手配中)
12月10日
19:15 那覇空港発 (NH1740便)→ 21:00 関西国際空港着
12月11日
09:55 関西国際空港(PR407便)→ 13:20 マニラ国際空港着
12月11日
15:00 マニラ国際空港(PR817便)→ 16:50 ミンダナオ島 ダバオ空港着

■これまでのフィリピンでのおもな緊急医療活動
ルソン島洪水緊急医療支援活動(2012)
ミンダナオ島洪水緊急医療支援活動(2011)
フィリピン洪水被害者に対する緊急医療支援活動(2011)
台風16号被害に対する緊急支援活動(2010)ほか

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