フィリピン・ミンダナオ島台風1号 サンボアンガ市での物資支援 活動報告 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

フィリピン・ミンダナオ島台風1号 サンボアンガ市での物資支援 活動報告

2014年1月17日にフィリピン南東部の海上で発生した台風1号により、洪水被害や土砂崩れなどによる家屋の損壊などの被害が報告され、ミンダナオ島の中でも、特にサンボアンガ半島地方、北ミンダナオ地方、ダバオ地方、カラガ地方で、死者や負傷者が報告された。[pagebreak]このような状況を受け、AMDAでは支援活動として、1月21日にはサンボアンガ市での物資支援を決定した。さらに24日には看護師1名、コーディネーター1名を派遣しルポン町で医療支援活動や物資支援活動を実施した。

現地の治安状況などを鑑み、サンボアンガ市での物資支援活動は2月中旬に実施された。物資支援には、株式会社キッカワと協力し、被災地であるミンダナオ島サンボアンガ市在住の吉川マービー氏と現地ボランティアにより、以下のようなスケジュールで食料・生活支援物資の配布を行った。

2月19日サンボアンガ市 Nunez Extension地区の45世帯
2月25日サンボアンガ市Sta Maria地区の90世帯
2月26日サンボアンガ市Tumaga地区の45世帯
3月1日サンボアンガ市 Lunzuran地区の120世帯

配布に際しては
「ありがとう、AMDAのご誠意を忘れません。」
「日本のみなさまありがとうございました。」
などの言葉を頂いた。