AMDAとタイ救急医学会との協力協定書調印式が執り行われました – AMDA(アムダ)
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AMDAとタイ救急医学会との協力協定書調印式が執り行われました

2012年3月20日バンコク市内の国立ラチャウィティ病院にて、AMDAとタイ救急医学会(TAEM: Thai Association of Emergency Medicine)の協力協定書の調印式が行われた。
AMDA側の代表としてAMDAグループ副代表の小林米幸医師が、TAEM側の代表としてTAEM理事長のサン・ハティラット医師が協力協定に署名した。国立ラチャウィティ病院のジナラタナ院長をはじめ、同病院で救命救急の講習を受けている全国の若手医師・看護師らが式典に出席した。

AMDAは2011年10月にタイ中部で発生した洪水被害のために、3度にわたり緊急医療支援チームを日本からタイへ派遣し、タイ救急医学会の協力を得て、バンコクとその近郊4県(ナコンサワン県、ノンタブリ―県、パトゥンタニ県、ナコンパトム県)で巡回診療や支援物資の配布を行った。

今回の協力協定書の締結により、今後の緊急救援時にAMDAとTAEMが協力して医療支援活動を行うことが約束された。AMDAが調達した洪水時の巡回診療のためのボートは国立ラチャウィティ病院に保管されており、必要に応じて使用できるように維持管理されている。

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