ネパール中部地震被災者に対する緊急医療支援活動 速報3 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ネパール中部地震被災者に対する緊急医療支援活動 速報3

26日に日本を出発し、ネパールに向かったAMDAの一次派遣チームは、 27日午後12時45分にカトマンズ・トリブバン国際空港に到着し、空港でAMDAネパール支部メンバーと合流し、被災した市街地に到着した。
派遣チームが搭乗した飛行機の中は、レスキューチームやメディア関係者で埋まっていた。

飛行機の離発着も混雑しており、着陸前には、 長い時間旋回し上空待機することとなった。
着陸後の空港も多くの人々で大変混雑していた。
現地情報によると、空港に着陸できなかった 飛行機もあるとのこと。
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派遣者によると、カトマンズ市内にある9割の建物は残っており、
街中の店はほとんどが閉店しているが、道端では、フルーツなどを売っている人もいるという。
車も行きかっており、普段より人の通りが多い。
空き地には、ブルーシートやテントを張った 避難所も見られる。
水、電気といったライフラインは依然として寸断 された状況で、通信状況も非常に悪い状態が続いている。

 
▲被災地の状況(AMDA現地協力者撮影)

一方で、現地からの情報によると、震源地に近い村では、村全体が壊滅的な被害を受けているという。

第1次派遣チームの活動に先がけて、AMDAネパール支部の医師ら は、被災しながらも地元ボランティア医療スタッフとともに、各居住地周辺での診療活動を続けている。
それぞれの地域をつなぐ道路が寸断されており、複数のチームを編成して、それぞれに活動を続けている。

4月27日現在、地震による死者は3000人以上と見られている。
AMDAネ パール支部によると体感できる余震の数は減っており、今日は1度のみだった。
ネパール政府の発表によると被害の大きかった郡は、ラスワ(Rasuwa)、ヌワコット(Nuwakot)、カブレ(Kavre)、パタン(Patan)、 ダディン(Dhading)、ゴルカ(Gorkha)、シンデゥパルチョク(Shindhupalchwok)。

■日本からの派遣者プロフィール
大政 朋子(おおまさ ともこ) AMDA職員/GPSPクアラルンプール事務所長/調整員
柴田 幸江(しばた さちえ) AMDA職員/プロジェクトオフィサ/看護師
※GPSP: Global Partnership for Sustainable Peace (世界平和パートナーシップ構想)の略

AMDA街頭募金のお知らせ

ネパール中部地震被災者に対する緊急医療支援活動のための街頭募金を行います。
様のご協力をよろしくお願いいたします。
日時:5月1日(金) 12時00分〜13時00分
場所:岡山高島屋 正面玄関前あたり
参加予定者: AMDAボランティア、AMDA職員等

募金のお願い ー皆様からの募金を受け付けております−

クレジットカード,PAYPALでの募金も受け付けています。
http://amda.or.jp/content/content0703.html

●郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●楽天銀行:ロック支店 店番202 普通預金7002547 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●銀行振り込み:中国銀行(銀行コード168) 一宮支店(店番188) 普通口座1347410 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●クレジットカード募金:
◇AMDA全日信販カード http://amda.or.jp/content/content0001.html

※AMDAへのご寄付は税控除の対象となります。詳しくはこちらをご覧ください。

【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター 〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
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