復興グルメF-1大会in大槌 ボランティアバス活動報告 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

復興グルメF-1大会in大槌 ボランティアバス活動報告

第9回復興グルメF1大会開催に合わせて、岡山からボランティアバスを運行しました。

大会に合わせてボランティアバスを運行し始めて6回目となる今回は、大会開催最北の地となる岩手県上閉伊郡大槌町を目指し、2015年4月10日夕方に岡山市を出発しました。
出発から約15時間かけての現地入りとなりました。

このバスの運行は、AMDAが東日本大震災復興支援事業の一環として実施しているものです。
[pagebreak]

復興グルメF-1大会前日・当日の運営に関するボランティアを募集し、岡山から駆けつけて被災地の方とともに大会準備・運営することで復興に向けた喜びを共有することが大きな目的です。
また、ボランティア参加者に被災地について多くのことを感じてもらいたいという思いから、スケジュールに被災地視察や研修会、交流会の時間も設けています。

今回は旧大槌町役場前で被災された方のお話を聞いたり、大槌健康サポートセンターの活動紹介を受けたり、大槌福幸きらり商店街のF1大会への思いを共有したり、と大槌町ならではの内容が盛り沢山でした。

4月11日大槌町に到着したボランティアはきらり商店街にある飲食店で昼食を取り、町内視察に出かけました。視察時、ボランティアは街並みから復興の現実を真剣に受け止めている様子でした。大会会場のテント張りボランティアでは小雨の中の作業となりましたが、積極的に現地の方々に声をかけ、作業に取り組んでいました。研修会と夕食交流会では現地の方々の声を直接聞き、地元の方からの手作りのプレゼントに、ボランティアは感動していました。
 

 

 

4月12日、大会当日は早朝からテント張りや会場設営のボランティア活動後、各出店店舗ブースのボランティア活動を行いました。一生懸命呼び込みを行ったり、熱心にグルメを盛り付けたり、調理室からグルメを会場に運んだり、と様々なボランティアに打ち込みました。
 

 

今回参加して下さったボランティアは10代の高校生から70代の方までと幅広く、帰りの車中では、「楽しかった」、「また参加したい」、「多くのことを学ぶことができた」、「実際に現地をみるとまだまだ復興には時間がかかるんだということが分かった」、「人のつながりの大切さを知った」、「東北が好きになった」などと好評を頂きました。

次回大会は7月に宮城県気仙沼市での開催を予定しています。ボランティアバスも大会に合わせて運行予定ですので、たくさんのご参加をお待ちしています。