熊本支援活動にボランティアとして参加した、ベトナム人研修生のリュウ・トゥイ・ホアさんの報告書が届きました – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

熊本支援活動にボランティアとして参加した、ベトナム人研修生のリュウ・トゥイ・ホアさんの報告書が届きました

ベトナム175軍病院
計画・総合部
日越関係等のリーガルアシスタント

リュウ・トゥイ・ホア
ベトナムの研修生

 

熊本県でボランティア

平成28年5月1日(日曜日)に日本へ来ました。はじめての活動はアムダの熊本県のボランティアです。

まず、アムダの事務所(岡山市)で短いトレーニングに参加しました。小池様と岩本さんとアムダのスタッフがアムダを紹介して、熊本県のボランティアの説明をして、ルールと注意点を教えてもらいました。その後で5月2日(月)の夜に岡山のボランティア学生とバスで熊本県へ行きました。

5月3日(火)の午前に避難所の広安小学校(熊本県益城町)へ来ました。あいさつの後で、アムダ難波様にボランティアの活動を教えてもらいました。広安小学校の中を全部見た:アムダ事務所、保健室、教室(老人の場所、子供の場所。熊本の方たちがここで泊まっている)、トイレ(外のトイレと中のトイレ(ボータブルトイレ))、食堂、駐車場(運動場)、体育館(体操の建物)。その後、アムダ事務所の仕事を見学した。アムダのメンバーの食事の準備を手伝いました。午後、アムダのミーティングに参加した。毎日、2回ミーティングがある:朝の7時半と午後の8時半。その後、アムダのメンバーと泊まるところに行きました。
5月4日(水)7時半に朝の会議に参加しました。午前と午後は介護士さんの手伝いをしたり、年配の方たちと話しました。学校の中の1つの部屋は日中と夜も年配の方たちが泊まります。介護士さんは介護の仕事を説明しました。おばあさんとおじいさんと、いろいろな話しをしました。夜、震度3〜4があった。初めて地震を感じた。介護士さんは私の手を握った。それは、安心です。熊本県で皆さんは酷い地震があった。毎日あったけどみんな我慢です。日本人の精神は素晴らしいと思いました。

5月5日(木)の午前、ボランティア学生さんと外のトイレを掃除しました。最初に掃除のやり方を教えてもらいました。その後、2カ所のトイレ(12台)を全部掃除しました。実は地震の後、熊本県益城町のエリアは水が出ないので、トイレの問題がたくさんありました。人が多くてもトイレは少ないです。いつもきれいなトイレを守らなければならない。午後、学生さんと体育館を掃除して、段ボールベッドをそこに組み立てました。仕事の後でアムダのメンバーと新聞の写真をとりました。運動場で子供の日の祭りを参加しました。

5月6日(金)は最後の日の熊本県のボランティアです。午前、アムダのメンバーはポータブルトイレ(中のトイレ)を説明した。水がないときでもポータブルトイレは使えました。ポータブルトイレのパックの変更の方法を教えてもらいました。それから、広安小学校の中でポータブルトイレを全部チェックした。午前中から、テントのところへ行きました。ここで、熊本県の皆さんはテントに泊まっています。アムダのテントがありました。皆さんの健康をチェックします。午後の3時にバスに乗って、岡山市へ戻りました。

熊本県のボランティア仕事は本当に意味のある活動です。本当に毎日いろんな分野の訪問が多数でした(歯科、感染対策、糖尿病、保健師、栄養士の巡回など)。広安小学校のトイレはキレイとほめられたらしいです。たしかに嫌な臭いや見た目はほぼ感じたことないかも。掃除や手洗い水汲みを頻繁にしていただいている方たちのおかげです。

熊本の皆さんはアムダのメンバーが大好きです。アムダの活動は皆さんの体調と心を保護しました。震災直後の医師らによる応急措置がほぼピークを越し、鍼灸師や介護福祉士、理学療法士らによる支援活動にウエートが移りつつある。その中で、医師と看護師、介護福祉士、理学療法士ら医療関係者が一緒に回診するユニークな試みを実施。患者の状態をそれぞれの視点から分析、意見交換したうえで、質の高い医療を目指すチームワークの良さを発揮している。私はいろいろな知識を勉強しました。この経験が無駄にならないように、これからも頑張っていこうと思います。