AMDA速報2 総社市・AMDA合同緊急支援チーム派遣 −糸魚川大規模火災被災者緊急支援活動− – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報2 総社市・AMDA合同緊急支援チーム派遣 −糸魚川大規模火災被災者緊急支援活動−

 12月22日に糸魚川市内で大火災が発生し、363世帯・744名に避難勧告が出され、約150棟、4万平方メートルが焼損する事態となった。

この被害の大きさを鑑み、24日、10時に総社市役所を出発した総社市AMDA合同支援チームは、同日17時に新潟県糸魚川市に到着した。[pagebreak]
すぐに、避難所になっているホテルと上刈会館、糸魚川駅北大火対策本部を訪問した。
同日、16時の避難勧告解除を受け、人々は、自宅に戻り始めたが、訪問時には、ホテルには11名、上刈会館には約15名の方が避難されており、地元の自主防災組織が自治体とともに避難所運営を行なっていた。
大火対策本部では、糸魚川市の織田副市長、総務課長と面会。事前に、総社市から糸魚川市に、支援表明の連絡が入っていたため、織田副市長から、遠路訪問を労い、感謝の言葉を頂いた。


支援物資として持参したクリスマスケーキは、ホール10個、小さなケーキ70個。避難所を中心に配布した。
被災地では、火災発生同時の状況について、「フェーン現象で飛び火したため、同時に色々な所から火の手があがり燃え広がった。人手も水も足りず本当にあっという間だった。」と説明をうけた。
被災した地域は、地域のつながりが深く、お茶やコーヒー、トイレ、仮眠スペースなどを地元の方々が提供し、助け合いの輪が広がっていた。

25日も引き継ぎ被災地と避難所を訪問し、さらなる支援のニーズを調査する予定。

■AMDAからの派遣者
橋本千明(はしもと ちあき) 看護師  岡山市在住

■これまでのAMDAの新潟での活動
2004年10月〜12月
AMDA・岡山老健協(一般社団法人岡山県老人保健施設協会)共同
新潟県中越地震災害弱者支援プロジェクト

2007年7月〜8月
AMDA・岡山老健協(一般社団法人岡山県老人保健施設協会)共同
新潟県中越沖地震緊急支援プロジェクト

■これまでのAMDA・総社市の協定
2009年6月 AMDAグループと総社市との多文化共生に関する協定
2013年9月 AMDAと岡山県立大学と総社市との「世界の命を救う」連携協力協定
2014年8月 丸亀市・総社市・AMDA 災害時応援協定

【お問い合わせ】 AMDA
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086−252−7700 FAX:086−252−7717
E-mail: member@amda.or.jp
http://www.amda.or.jp