AMDA中学高校生会が体験発表 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA中学高校生会が体験発表

岡山県内の高校生を対象にした「地域防災ボランティアリーダー研修」(県教委主催)が8月1日、岡山市南区の岡山芳泉高校で開かれ、AMDA中学高校生が体験発表をしました。

AMDAのユニフォーム姿のメンバー6人は、AMDAの活動理念である「相互扶助」「多様性の共存」「援助の3原則」について説明。「平和とは何ですか」と会場に問いかけ、AMDAでは「今日の家族の生活と明日の家族の希望が実現できる状況ととらえている」と述べました。[pagebreak]

毎年、スリランカに訪問し実施している「紛争復興支援活動」の内容についても言及。
東日本大震災については、メッセージカードの送付や募金活動、絆コンサート、高校生フォーラム、ボランティアバスによる現地の人たちとの対話、復興グルメF−1大会の手伝いなど数多くの取り組みを紹介。
「現地では大きなショックから立ち直ることが出来ず“心の復興”に苦しんでいる人もたくさんいる」と訴えました。

近い将来発生が心配される南海地震と防災についても触れ「私たちは若い力、エネルギーを持っている。防災は目をそむけてはならない課題」と強調。「AMDAには“困った時はお互い様”という言葉があります。
有事の際はこの相互扶助の精神でみんなで乗り越えましょう」と呼び掛け、会場の高校生ら約500人から大きな拍手を受けました。