AMDA速報3 メキシコ中部地震緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報3 メキシコ中部地震緊急支援活動

メキシコシティで実施されていた診療の様子

日本時間23日午前5時半すぎ(現地時間22日午後3時半すぎ)、山看護師は首都のメキシコシティ(Mexico City)に到着した。予定通り天理教メキシコ出張所の渡邉所長と合流、メキシコ国内での被害状況や支援の可能性について情報収集並びに翌日の活動について協議を行った。尚、天理教メキシコ出張所については、建物が一部損壊したが大きい被害はなく、発災後止まっていた電気もその日の昼には再開した。しかしながら、いまだ水の供給は止まっている。

現地時間23日昼頃、被害が大きいメキシコシティ内にてニーズ[pagebreak]調査を行ったところ、食料品や生活物資も充足し、そして診療活動も実施されていた。AMDAの支援ニーズはないものと判断した。翌日は、震源地に近く、メキシコシティに次いで死者数の多いモレロス(Morelos)州へ向かい、ニーズの調査を行う予定である。

メキシコシティ 医療資材集積所の様子

メキシコシティ 町の被害の様子

23日午後7時頃のメキシコ国家緊急員会の発表によると、6つの州で死者の数は307名に上り、メキシコシティは169名、モレロス州の死者は73名である。

一方、今月半ばにAMDAチームがメキシコ沖地震緊急支援活動を実施したメキシコ南部オアハカ(Oaxaca)州を震源とするマグニチュード6.1の地震が23日午前7時53分に発生、その際の活動地オアハカ州フチタン(Juchitan)の被害状況も注視している。
(日本とメキシコの時差は-14時間)

【これまでのメキシコにおけるAMDAの活動】
2017年9月 メキシコ沖地震:日本から医師1名、看護師1名の計2名を派遣。
1995年10月 メキシコ地震:日本から医師2名、調整員1名、カナダから医師1名の計4名を派遣。

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