インド・ビハール州ブッダガヤ地区シュリプール村 プライマリーヘルスケアー事業、生活支援 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インド・ビハール州ブッダガヤ地区シュリプール村 プライマリーヘルスケアー事業、生活支援

完成を喜ぶ村の人々

AMDAは2009年度よりインド・ビハール州ブッダガヤでアムダピースクリニックを開院し、アーユルヴェーダを中心とした医療支援を開始しました。2014年には地域のニーズに対応するため母子保健支援に切り替え再スタートを切りました。2016年11月からはブッダガヤにあるシュリプール村でのプライマリーヘスルケアー事業も新たに始めています。プライマリーヘルスケアーとは、地域住民参加型のプログラムで、住民の健康に関する知識向上に加えて、地域の社会的経済的発展により、貧困の中でも住民の健康を増進していくプログラムです。[pagebreak]

建設中の祈りの場

ドゥルガ神と書かれた入口

現在アムダは、シュリプール村で、アムダピースクリニックに以前勤務していたヴェーダー氏を中心にお年寄りの家の食事や村の井戸を設営するなど生活支援を中心に活動をしています。
このような活動を通じてシュリプール村の人たちと事業についての話しを重ねていくうちに、住民の交流のための祈りの場を建てるという案があり、その建設費用をアムダピースクリニックに隣接する日蓮宗太生山一心寺が寄付をされました。

この地域ではヒンドゥー教はまさに日常生活の中心にあり、地域の守り神として、悪を祓うドゥルガの神を祀りたいそうです。祈りの場の設置にあたっては、7月から8月にかけて建設工事などをシュリプール村の人たちが中心となって携わり、今後は、村で担当者を決めて維持管理にあたります。アムダは、シュリプール村の事業への住民参加を奨励し、医療支援や生活支援を継続して行っていきます。