AMDAダマック病院長の感想 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDAダマック病院長の感想

ネパール担当 アルチャナ ジョシ

 

AMDAダマック病院長のナビン医師

AMDAネパールは1989年に設立。現在、アムダダマック病院、アムダメチ病院とシッダールタ母と子の病院、三つの病院があります。今回、インド・ブッダガヤにあるAMDAピースクリニックで働くバビータ氏の研修を受けたAMDAダマック病院ナビン院長に研修受け入れへの経緯、バビータ氏の研修中の様子についてお話を伺いました。[pagebreak]

AMDAダマック病院 ナビン院長より

バビータ氏の研修を受けたAMDAダマック病院は20年前から母子保健診療を行っており、ダマック市だけでなく、周辺地域でも広く知られています。これまではAMDAダマック病院の医師たちがAMDAインドネシア、AMDAバングラデシュなどの関連病院で研修を受けに行ったことはありましたが、研修生を受け入れたことはありませんでした。今回、自分たちの病院が研修生を受け入れる側になって、少しでも今までの恩返しができればと思い、すぐに受け入れを決心しました。さらに、ブッダガヤはインドでも比較的貧しいところで、医療サービスはまだまだ乏しいと聞いておりましたので、AMDAピースクリニックのスタッフが研修を受けることによって、AMDAピースクリニックの医療サービス向に繋がればと思い、その応援をしたいと思いました。

バビータ氏の受け入れに際し、ネパール人はヒンディー語が分かるので言葉の問題はないかと思っていましたが、目的に沿った研修を受けてもらえかどうかを心配していましたが、全く問題ありませんでした。バビータ氏はとても勉強熱心な人で、頑張って研修を受けていたので吸収も早かったようです。また、当病院のスタッフとも仲良くなり、家族の一員のようになっていきました。彼女がネパールで学んだことをブッダガヤのAMDAピースクリニックで活かせれるよう応援しています。また勉強したいと思えばいつでも帰ってきてください。

研修を受けるバビータさん

新生児を優しく見守るバビータさん