AMDA速報3 大阪北部地震被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報3 大阪北部地震被災者緊急支援活動

6月18日にAMDA本部を出発した調整員2人は同日夕刻、震度6弱を記録した高槻市に入った。同市災害対策本部にて情報収集を行った後、避難所となった真上(まかみ)公民館及び川西小学校にて避難者全員の帰宅を確認した。

翌日、同じく震度6弱を記録した茨木市危機管理課及び保健医療センターを訪問し、地元医療機関の診療開始を確認した。その後、同市内の春日丘(かすがおか)高校、東中学校において、各避難所担当者から情報収集。避難者とも直接話をし、それぞれに不安感があり、本日も避難所に残ることを確認したものの、既に保健師が巡回を開始しており、水や食料も十分支給されている状況であった。
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その後、再び高槻市内へ入り、避難所となっている五百住(よすみ)小学校、冠(かんむり)小学校を訪れた。冠小学校では、2組の避難者に対して同様の状況を確認。災害対策本部へ戻り危機管理室に最終報告を行った。AMDAは現段階での医療を含めた支援の必要性はないと判断、今回の活動は一旦終了することを午後6時に決定し、調整員は帰途につくこととした。

しかしながら、同規模の余震の発生が危惧され、強雨による土砂災害等の二次災害発生の可能性もあることから、AMDAは今後も状況を注視する。

  • AMDA本部からの派遣者

大西 彰 (おおにし あきら) 調整員 / AMDA本部職員 / 50歳
神倉 裕太郎 (かみくら ゆうたろう) 調整員 / AMDA本部職員 / 26歳

【お問い合わせ】
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