NPO法人仙台夜まわりグループ様からのご報告 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

NPO法人仙台夜まわりグループ様からのご報告

東北復興支援の一環で路上生活者支援として食糧をお送りしているNPO法人仙台夜まわりグループ様へ、年末に食糧支援のお米をお送りしました。
以下のようなコメントを頂きました。
[pagebreak]

ここのところずっと、毎週2−3名の新しい顔ぶれが支援活動に現れては、居なくなるということが繰り返されています。主に30代後半から50代前半の男性です。仙台に仕事を求めてきて見つからずに、路上生活に陥ってしまう震災復興事業開始以降のパターンです。
最近は、携帯片手にネット喫茶で派遣待ちをしていて、蓄えがなくなり料金が払えなくなって、助けを求めてくるケースが頻繁に出てくるようになりました。これは20代から30代の若い男女です。
直近では、年の瀬に契約を切られて派遣会社の寮にいられなくなって、相談窓口である「ヘルプみやぎ!」に助けを求めてくるケースたちが急増しています。
何れにせよ、相談に来る人たちは現金がなく、ろくに食事をすることができないでいるため、夜まわりや相談をする時にも、いただいたお米を活用しておにぎりや軽食を提供しながら、話を聞かせてもらっています。
年末年始は官公庁の施設や建物が閉まってしまうため、暖をとることができずに、市内を歩き回るホームレスが増えます。

仙台夜まわりグループでは、明朝からおにぎりと味噌汁、カップラーメンを、年末年始で閉鎖されているある公共施設前で連日朝9時半から配布する年末年始特別支援活動を行います。

仙台夜まわりグループ 理事長 今井誠二