宮城県気仙沼市 南町紫神社前商店街イベント活動報告《6月21日 気仙沼小学校4年生社会科見学》 – AMDA(アムダ)
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宮城県気仙沼市 南町紫神社前商店街イベント活動報告《6月21日 気仙沼小学校4年生社会科見学》

 復興グルメF-1大会運営事務局 佐々木 由希絵

6月21日(金)、社会科の授業の一環として、地元の気仙沼小学校の4年生31名が、商店街を見学に訪れました。商店街の会長から、震災当時の様子と、その後の商店街の復興についてのお話を聞き、メモを取りながら熱心に耳を傾けていました。

その後、各店舗をグループごとに回り、自分たちで事前に考えてきた質問を、お店の方から聞いたり見たりして学習していました。[pagebreak]

「お店をやっていて良かったことは何ですか?」という質問に、「お客様に『ありがとう』と言ってもらえる事です。」「県外からも来てくれたりするので、たくさんの人達に会うことが出来ることですね。」と答える店員さん。うなずきながら、真剣な表情で聞いていました。「おすすめは何ですか?」とお店のイチ押しを聞く子もいました。

身近にある商店街のことをよく知ってもらえるいい機会になったのではないかと思います。これを機に商店街に来てくれる子供たちが増えてくれたらと嬉しいです。

気仙沼市南町紫神社前商店街事務局・AMDA参与 坂本 正人

震災当時はまだ1〜2歳で震災のことは覚えていないと思いますが、家の方から聞いているのか、学校で学習しているのか、震災で被災した人たちだという事をよく理解し、質問してくれているなというのが印象的でした。その中で、子供らしく「どうしたら教科書に載れるの?」と質問が出たり、苦笑いの連続でした。商店街に来る子供たちの姿を見て、店主さん達もとても楽しい時間を過ごせました。